【ジュネーブ共同】東京五輪開幕まで23日で半年となるのを前に、国際オリンピック委員会(IOC)のトーマス・バッハ会長(67)=ドイツ=が21日、共同通信のインタビューに応じ、新型コロナウイルスの影響で1年延期された大会について「7月に開幕しないと信じる理由は現段階で何もない。だからプランB(代替案)もない」と述べ、中止や再延期の可能性を否定した。 感染力が強いとされる変異種の拡大で悲観論が広がる状況にも「(延期を迫られた)昨年とは比べられない。全ての選手が東京に来ることを望んでいる」とし、ワクチン接種を含む予防策に自信を示した。