SamsungがInternet of Things(IoT)技術開発を加速している。SamsungはIoT向けプロセッサー「Artik」を発表し、半導体を中心に事業を進めることを明らかにした。IoT事業ではGoogleから離れ、Intelの手法が手本となる。IoT市場で世界の覇権を狙うSamsungだが勝算はあるのか、最新動向をレポートする。 IoT戦略の全貌が明らかになる サンフランシスコで開催されたカンファレンス「Internet of Things World」で、Samsung Electronics社長Young SohnがIoT戦略を明らかにした。技術進化の歴史を振り返り、パソコンからインターネット、スマートフォンを経て、今IoTの時代に入ったとの認識を示した。 IoT事業では、半導体モジュール「Artik」を中心に、垂直統合型でシステムを提供する。Artikを、ウエアラブル
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