ウクライナへの軍事侵攻を続けるロシアに対し、北朝鮮がこの1年半余りの間に400万から600万発の砲弾を供給したとみられることがロイター通信などの調査で分かりました。ロイター通信は「ロシアが戦場における弾薬をどれほど北朝鮮に依存しているかを示している」としています。 この調査は、ロイター通信とイギリスに拠点を置く調査機関「オープン・ソース・センター」が共同で行い、数百枚に上る衛星画像やSNS上の動画などを分析したということです。 それによりますと、おととし9月から先月までの1年半余りの間にロシアのコンテナ船4隻が北朝鮮北東部のラジン(羅津)港からロシア極東のボストーチヌイなど2つの港に向けて64回の航海を行ったことを確認したということです。 この際に、1万6000近くのコンテナが輸送され、少なくとも400万から600万発の砲弾が積まれてロシア軍に供給されたとみられるとしています。 また、ロシ
