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ブックマーク / www.miyadai.com (7)

  • 連載第一八回:宗教システムとは何か?(上) - MIYADAI.com Blog

    ■連載の第一八回です。前回は下位システムとは何かを説明しました。補足しつつ復習します。下位システムsub systemは上位システムmain system に対比されます。因みに上位システムは連載で単にシステムと呼んできたもので、下位システムとの対比で用います。 ■一般にシステムは数多の機能的達成をせずには存続できません。社会システムで言えば、どんな社会システムも、経済機能(資源配分機能)、政治機能(集合的決定機能)、法機能(紛争処理機能)、宗教機能(根源的偶発性処理機能)等を調達せずに存続できません。 ■システムが、自らの存続に必要な機能的達成を、システムの中に存在するシステムに委ねたものが下位システムです。下位システムは単数でもあり得ますが、システムが、数多の機能的必要ごとに下位システムを分出させることを、システムの機能的分化と呼びます。 ■システム存続に必要な諸機能の一部を分掌する下

  • 某全国紙に掲載されるはずだった秋葉原通り魔事件のコメント - MIYADAI.com Blog

    某全国紙に掲載されるはずだった秋葉原通り魔事件のコメントが、地震で「とび」ましたので、かわりにこちらに掲載します。 **************************************************************** 社会学者の宮台真司・首都文学東京教授(49) は携帯サイトの書き込み内容からこう分析する。 『現実でも一人。ネットでも一人』『みんな俺を避けている』などの書き込みから見ると、加藤容疑者は社会に居場所が見つけられない不満を強く感じている。背景には若者文化の変質があろう。 かつては人づきあいが苦手な若者たちの『もう一つの居場所』が若者文化の中にあり、秋葉原もその象徴だった。今はオタク文化もネット文化もまったり戲れる場所。被害者の一部がそうだったように秋葉原も今は友達と連れ立っていく所だ。友達がいない者には秋葉原でさえ居場所にならない。 他方『県内トップ

    denken
    denken 2008/06/16
    「加藤容疑者は、進学上の「敗北」を過大に受けとって「挫折」した。成績よりも友達がいないことを心配しない大人たちのダメさに問題を感じる。ネットの影響だのPCゲームの影響だのという議論は笑止だ。」
  • マル激トーク・オン・ディマンド更新しました。ゲスト:東浩記氏 - MIYADAI.com Blog

    MIYADAI.com Blog (Archive) > マル激トーク・オン・ディマンド更新しました。ゲスト:東浩記氏 « マル激トーク・オン・ディマンド更新しました。ゲスト:中川秀直氏 | 某全国紙に掲載されるはずだった秋葉原通り魔事件のコメント » http://www.videonews.com ■マル激トーク・オン・ディマンド 第376回(2008年06月14日) なぜ秋葉原なのか、なぜ携帯掲示板なのか、なぜ無差別なのか ゲスト:東浩紀氏(批評家・東京工業大学世界文明センター特任教授) <プレビュー> http://www.videonews.com/on-demand/371380/001324.php 今回は、緊急特番として、先週日曜に東京・秋葉原で起きた通り魔殺人事件の背景を、若者文化やネット事情に詳しい批評家の東浩紀氏をゲストに迎えて、議論した。 6月8日午後0時30分ごろ

  • [videonews.com] マル激トーク・オン・ディマンド、永田町コンフィデンシャル更新しました - MIYADAI.com Blog

    denken
    denken 2008/06/04
    「なぜならば、日本で死刑が広範に支持される背景に、そもそも死刑がどういうもの であるかを、ほとんどの国民が知らないという事実があると思われるからだ。」
  • 祝 安倍晋三内閣終焉に寄せて - MIYADAI.com Blog

    みなさま、「マスターベーション右翼」の大爆笑的なズッコケ、おめでとうございます。 「マスターベーション右翼」とは、いわずと知れた[安倍晋三的なもの=2ちゃん右翼的なもの=少し前までの『正論』『諸君!』的なもの]。私のいう「ヘタレ保守」の一種です。 さて、残るは(残っているんだな、こいつが…)「教条主義左翼」の粉砕でございます。 平和主義が大切だとか、アンチナショナリズムだとかほざくのが「教条主義左翼」ですね。この手の輩を葬送するを、藤井誠二氏と、ただいま鋭意執筆中でございます。 We must change to protect the same. 意訳すると「大切なものを守るために変わらなくてはならない」。 これが保守というものの、近代社会や近代主義と両立可能な懐でございます。 「マスターベーション右翼」と、私(たち)と、どちらが「保守」でしょうか。 つまり、どちらが「大切なもの

  • 石原都知事と、若者と教育の問題について対談しました。 - MIYADAI.com Blog

    宮台発言の一部を抜粋します。 宮台 かねて石原知事は、「次代を担う子供たちに人間にとって根源的な価値をどう伝達するか」という問題意識をお持ちです。私は東京都青少年問題協議会の委員を務めていて、その問題意識をどう政策化するかを検討しています。ちなみに今期のテーマはニート、フリーター、ひきこもりです。[中略]ひきこもりは、人から「穀潰し」と言われ、自分でそう思っても、前に踏み出せず、社会に復帰できません。彼らが「反社会的」であれは「穀潰し」の批判が有効なのですが、「脱社会的」なのです。問われるべきは、若い世代から大規模に社会性が脱落した理由です。 七〇年代後半に家庭内暴力が問題になり、依存的暴力という形態が明らかになります。「自分の成績低下も性的初体験の失敗も全て親のせい」と依存するがゆえに暴発する。子供に良かれと親が子供を抱え込むことで、社会的スキルが低下したわけです。でも、かつての母原病と

    denken
    denken 2007/07/01
    いつも思うけど、なんで宮台先生はここまで文字を小さくするのだろうか。
  • 学生諸君が考えるべきこと~宮台真司インタビュー[前編] - MIYADAI.com Blog

    <<9・11テロ、イラク戦争を経て、世界は、そして日はどのように変わっていこうとしているのか。私たちはそこにどうコミットしていくべきなのか。政治家も言論界も不透明な答えしか出せていない。そんな日社会に対して鋭い発言を続けていらっしゃるのが、都立大学人文学部助教授の宮台真司先生だ。今回のインタビューでは、憲法、アジア主義、世界情勢などについて幅広く語っていただいた。今月号では、憲法問題についてのお話を掲載する>> 憲法に対する基的常識の欠如 ■憲法改正の問題にしても教育法の改正にしても、僕は基的に関心がないのです。というのは、改正されようがされまいが大差ないと思うからです。憲法や愛国心ついての基的な理解を欠いているからです。 ■九条があっても、日の米軍基地から戦闘地域に向かう艦船への燃料補給に見られるように集団的自衛権を現に平気で行使してきているし、教育法に愛国心を書き入

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