仙人になりたい。最近そんなことばっかり考えている。 仙人とは ここで言う仙人とは、俗世間との交流を絶ち、山野に篭もって術を極めるという意味合いではない。 社会を粛々と見つめ、日々考察できる存在でありたい。世の移り変わりを事象を紹介しつつ自らの考察を述べていたい。最終目標としては、社会を理解したい。そして、この時代に生きた人間の心情を後世に残したい。歴史のプレイヤーとして次の時代に何かを残したい。 イメージとしては、史記を書いた司馬遷である。彼の書物は、自らの考察も入っているところがおもしろい。そういったものを残していきたい。 アーキビストではだめなのか? そういうことであれば、「図書館の司書」にでもなればいいではないかという意見もあるだろう。確かに、情報を管理するという意味では面白みのある仕事である。歴史を次の世代へ残すという使命感は共感する部分は多い。そして、今の大学のカリキュラムを活用