「高度な自治」削除、香港で懸念=圧力強化、習氏意向か-中国全人代 中国の習近平国家主席=15日、北京(AFP=時事) 【香港、北京時事】中国・北京で開催中の全国人民代表大会(全人代)で審議されている政府活動報告をめぐり、香港の「高度な自治」や「港人治港(香港人による香港統治)」の表現が消えたことに対し、香港では民主派を中心に中国の政治的圧力が一段と強まるとの懸念が高まっている。 中国国務院(中央政府)香港・マカオ事務弁公室の張暁明主任は9日、人民大会堂で記者団の取材に応じ、表現削除について「(活動報告で言及した)『一国二制度』の中に既に含まれている」と主張。全部で12字を削ったことに「紙幅を節約する目的もある」と苦しい釈明をした。(2018/03/16-14:51) 【国際記事一覧へ】 【アクセスランキング】