維新の党の片山虎之助参院議員会長と日本を元気にする会の松田公太代表が8日に会談し、参院で統一会派を結成することを確認した。生活の党と山本太郎となかまたちにも参加を呼びかける。実現すれば計21人に達し、予算を伴う法案を提出できるようになる。 片山氏は松田氏と国会内で会談した後の記者会見で、「今の政界は一強多弱。大きなまとまりになって、国会で議論し、行動を起こしていくことが必要だ。小さいのがちまちまやっていても、エネルギーのロスだ」と述べ、巨大与党に対抗するために統一会派を結成する意義を述べた。維新の別の幹部は「生活とも話し合いを進めたい」と語った。 参院で維新は11人、元気・無所属会は7人、生活は3人で、計21人。参院に予算を伴う法案を提出するためには1人の提出者と20人の賛成者が必要で、統一会派になればちょうど提出できるようになる。 統一会派構想は、「野党結集」を掲げる維新の松野頼久代表が