堺市の有権者約68万人分の個人情報がインターネット上で公開された問題で、そのうち女性2人の情報について、動画投稿サイト「ユーチューブ」でも閲覧可能な状態だったことがわかった。氏名や住所のほか、うち1人は障害名も記されていた。動画は読売新聞の指摘で24日に削除された。市は、情報を流出させた古矢敬一・元課長補佐(59)(懲戒免職)を年明けにも刑事告訴する。 市によると、動画は元課長補佐が、業務とは別に、自作の選挙処理システムを広く企業などに売り込むためのPR用。昨年4月に投稿され、約12分間にわたり、プログラムの操作や動作を紹介していた。 大半は「大江戸市」「小田信長」などと架空データを使っていたが、一部で堺市内の高齢者医療施設に入所し、身体に障害を持つ女性の氏名、住所、障害名などを掲載していた。元課長補佐は「架空データに置き換えたつもりだった」と話しているという。動画が見られた回数は、24日
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