フランス西部ナントで、労働法改正に対する抗議デモの際にシュプレヒコールを上げる若い女性(2016年3月9日撮影)。(c)AFP/NICOLAS TUCAT 【3月10日 AFP】フランス各地で9日、高校生・大学生や労働者たちが労働法の改正案に抗議する数十万人規模のデモを行い、支持率低下に苦しむフランソワ・オランド(Francois Hollande)大統領と与党・社会党(Socialist Party)に圧力をかけた。 問題となっている労働法改正案は、雇用を促進するため解雇や採用における企業側の裁量を拡大する内容。また、1990年代に社会党政権が導入した週35時間の法定労働時間を超える労働について、超過勤務手当を削減する改革も盛り込まれている。 政府は若者を支援する法案だと主張しているが、若者らは将来がさらに不安定になりかねないとの懸念から強く反発している。 複数の労働組合によると、フラン
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