神奈川8区を地盤とする福田氏は、選挙に極めて弱い。自民党が圧勝した2005年の郵政民営化選挙が福田氏のデビュー戦だが、追い風が吹きまくったこの選挙でも、江田憲司氏(無所属)、岩國哲人氏(民主党)に後塵を拝し、比例での復活当選だった。 民主党(現・民進党)が優勢だった2009年の政権交代選挙ではもちろん落選しているし、2012年と2014年の衆議院選では比例復活で当選したが、いずれも得票数は江田氏に遠く及ばなかった。 そこまで選挙に弱いからだろう、次期衆院選に備えて自民党神奈川県連は、福田氏の神奈川8区を「超重点区」に決定したばかりだった。 「どうりで昨日(23日)行われた自民党横浜市連の会合に、福田氏は姿を見せなかったはずだ」。福田氏離党のニュースを聞いた自民党神奈川県連関係者は、突然の裏切りに怒りを抑えきれずにこう話す。 同じ自民党神奈川県連関係者はこう続けた。「今回の福田氏の裏切りは本
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