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![具材そろわず商品出せない 弁当工場 コンビニ規格が壁:どうしん電子版(北海道新聞)](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/16ef97ef63d11feb7b3ee0957b79f17d3efd1d2e/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fstatic.hokkaido-np.co.jp%2Ffiles%2Fimage%2Flogo_ogp.png)
7月に入り、49人いる自民党道議の携帯電話が次々鳴った。「総裁選は安倍さんでいいな。頼むぞ、はい」 声の主は、新党大地の鈴木宗男代表(70)。26日には安倍晋三首相と官邸で会い、「石破(茂・元自民党幹事長)をやると言ったのは、3人だけでしたよ」と伝えた。党道連の役員2人と、元道議会議長という。 国会議員票を固めた首相にとって、気を抜けないのは地方の党員票だ。時宜にかなったアピールに映るが、ふと考えると、鈴木氏は「他党の人」である。 有力道議は皮肉を込めて語る。「わが党のことまで心配していただかなくて結構。国政復帰の道筋を描けず、焦ってるんじゃないか」 直近の国政選挙は来夏の参院選。確かに議席奪取は、たやすいことではない。 たとえば道選挙区(改選数3)。自民は2016年の前回選挙で失敗した2議席獲得に重きを置く。民主党(当時)との連携を解消し、自民支持に転じた宗男氏が名乗りを上げれば、保守票
数年前から運動会を午前中の開催にしている札幌市白石区の北郷小で、運動会の綱引きの並び方を確認する児童たち 札幌市内の小学校で、運動会を午前中のみで終える学校が増えている。2020年度からの次期学習指導要領に伴う英語教育の本格導入を前に、運動会の競技種目の廃止などで事前の練習時間を減らし、英語の授業時間の確保に備える苦肉の策だ。昼食の弁当を作る保護者の負担を減らす目的もあるという。家族で弁当を囲む運動会の風景が様変わりしつつある。 市内の小学校約200校で今年の運動会は19日を皮切りに始まり、26日がピーク。北海道新聞の取材によると、豊平区では分校を除く21校のうち、過半数の12校が午前中に開催。中央区(16校)でも半数近い7校が同様だった。両区内で計12校が今年から午前中開催に踏み切った。東区や北区、手稲区でも増えている。 学校側が午前中開催に切り替えている最大の理由は、英語の授業時間の確
シカの食害から守るために白い不織布に覆われたニセアカシアの苗木が並ぶ釧路湿原。異様な光景に驚く観光客も多い 【鶴居】釧路管内鶴居村が、釧路湿原国立公園内の村有地に国の「生態系被害防止外来種」に選定されているニセアカシア600本を植樹していたことが分かった。植樹場所は湿原中心部で、環境省は「生態系を侵す恐れがある」として村に原状回復を要請した。村は「認識が甘かった」として原状回復に向けた検討を始めた。 ニセアカシアは北米原産のマメ科の落葉樹。繁殖力が強く、草地で増えやすい。ミツバチが蜂蜜をつくるために蜜を集める「蜜源植物」として知られる。 村は6月11日、森林整備の一環として、ヨシ原が広がる湿原の天然記念物指定地域から300メートルほど離れた丘陵地に樹齢2~3年のニセアカシアを植樹。その上でシカの食害から守るために白い不織布(ふしょくふ)で覆った。植樹費用は95万円。村によると、潮風が当たる
元朝日記者の雇い止め再考を 北星学園大の院生、学長に要望書 (11/11 17:55) 札幌市厚別区の北星学園大で、かつて朝日新聞記者として従軍慰安婦問題の報道に携わった非常勤講師をめぐり、大学側が来年度の契約を更新しない方向で検討していることについて、同大の大学院生4人が10日、田村信一学長に対し、その処遇に関して大学院生との意見交換の場を設けることなどを求める要望書を提出した。 4人はこのほど「北星・学問の自由と大学の自治のために行動する大学院生有志の会」を結成した。 要望書では「脅迫で誰かの雇用が奪われるという前例ができれば、私たち自身の研究も常に危険にさらされる状況となる」と指摘、大学院生との意見交換会や、契約更新しないとの方針について多方面との議論を踏まえて再考することを求めた。 同大は理事会や公聴会で意見を聴いた上で、学長と理事長がこの非常勤講師との契約について月内にも最終判断
「先住民族か疑念」 小野寺道議、アイヌ政策質問で発言 (11/11 17:55) 道議会会派の自民党・道民会議に所属する小野寺秀(まさる)氏(51)=帯広市=は11日の道議会決算特別委員会で「アイヌが先住民族かどうかは非常に疑念がある。グレーのまま政策が進んでいることに危機感を持っている」との考えを示した。 環境生活部が所管するアイヌ政策に関する質問での発言。小野寺氏は「われわれの祖先は無謀な、むちゃなことをアイヌの人たちにやってきてはいない。そういう自虐的な歴史を北海道で植え付けるのはいかがなものか」とも述べた。 アイヌ民族をめぐっては、札幌市議の金子快之(やすゆき)氏(44)=東区=が8月、短文投稿サイト「ツイッター」に「アイヌ民族なんて、いまはもういない」などと書き込み、札幌市議会が9月に議員辞職勧告決議案を可決した。<どうしん電子版に全文掲載> 前の記事 次の記事
「アイヌ民族、もういない」 金子札幌市議ツイッター発信 「優遇おかしい」と説明 (08/17 01:31、08/17 01:41 更新) 札幌市議で自民党・市民会議所属の金子快之(やすゆき)氏(43)=東区選出=が、短文投稿サイト「ツイッター」に「アイヌ民族なんて、いまはもういない」などと書き込んでいたことが16日、分かった。金子氏は北海道新聞の取材に対し、「100%アイヌ民族の血が流れている人がどれだけいるのか。同じ日本人なのに少数民族という理由だけで優遇されるのはおかしい」と趣旨を説明し、書き込みを撤回しない考えを示した。 書き込みは今月11日付。自身の書き込みに対する第三者のコメントに返信する形で「アイヌ民族なんて、いまはもういないんですよね。せいぜいアイヌ系日本人が良いところですが、利権を行使しまくっているこの不合理。納税者に説明できません」とつづった。 北海道アイヌ協会の阿部一司
TPP語らぬ首相 アベノミクス強調 農業関係者肩透かし 札幌演説 (07/14 08:47) ツイート (右)演説会場で集まった人たちに手を振る安倍首相=13日午前11時35分、札幌市中央区(左)「TPP断固阻止」と書かれた鉢巻きなどを身に着け、首相演説を聞く聴衆=同11時30分、同 安倍晋三首相は13日、参院選道選挙区の自民党候補応援で訪れた札幌・大通公園での街頭演説で「農業、漁業、林業を断固として守っていく」と強調した。ただ、道内の大きな争点で、15日からマレーシア会合が始まる環太平洋連携協定(TPP)交渉に直接の言及はなく、農業関係者らは肩透かしを食らった格好だ。 「中札内村(十勝管内)では枝豆を世界に輸出し、大変な利益を上げているんです」 「TPP断固阻止」と書かれたハチマキを締めた農業関係者とみられる20人ほどが前方に陣取った演説会場。首相はブランド化に成功した中札内村農協の枝豆
深地層研究所 統合を数年内に判断 北海道・幌延か岐阜・瑞浪を廃止 (07/05 00:08、07/05 01:39 更新) 日本原子力研究開発機構の組織見直しを進める文部科学省の改革本部は4日、高レベル放射性廃棄物の地層処分の研究をしている幌延深地層研究センター(宗谷管内幌延町)と瑞浪(みずなみ)超深地層研究所(岐阜県瑞浪市)について、研究をどちらかに集約・統合し、一方の施設を廃止する方針を明らかにした。これまでの研究データを精査・検討し、数年内に廃止施設を判断する見通し。 文科省がこの日の会合で統合案を提示。担当者は「今後10年以内の統合を検討している」と説明した。 国内で核廃棄物の地層処分を研究しているのは、この2施設だけだ。それぞれ坑道を掘り、どちらの地質がより地層処分に適しているかや岩盤の強度、地下水の流れ、水質などを調べている。国は2030年代には具体的な処分地を選定したい考えで
TBSへの取材拒否 首相自らが指示、細野氏「権力の横暴」 (07/06 09:28、07/06 09:46 更新) 自民党がTBSの報道内容に抗議し、党幹部への取材や番組出演を拒否した問題は5日夜、同党が「TBSが謝罪した」と見なし、一応の決着をみた。しかし、複数の政府や党関係者によると、党幹部に取材拒否を指示したのは党総裁でもある安倍晋三首相。政権与党による報道機関の選別につながりかねず、政治とメディアの関係を揺さぶった行為に批判の声が上がっている。 「来週、TBSの番組に私も出る。ぜひ、みなさん見ていただきたい」。首相は同日夜、BSフジ番組で口調も軽やかにこう述べ、「手打ち」が終わったことを明らかにした。 そもそも取材拒否の判断について、政府は「自民党から見て事実と違っていたので抗議されたのだろうと思う」(菅義偉官房長官)と、党主導との認識を示し続けていた。 だが、政府関係者は「首相が
カピバラ2頭脱走、鼻明かす おたる水族館、職員総出で無事捕獲 (07/04 07:00) 脱走したカピバラを必死で追い掛けるおたる水族館の職員=3日午後5時10分(小野聡子撮影) 【小樽】おたる水族館(小樽市祝津3)で3日、世界最大のネズミの仲間「カピバラ」2頭が徳島市のとくしま動物園から到着直後、柵を壊して逃げ出した。職員約20人が屋外の海獣公園などで大捜索を繰り広げ、約20分後に無事捕獲された。 同館はカピバラを借り受け、丘の上の展望園地に設けた「カピバラガーデン」で、4日から一般公開する予定だった。しかし、ケージから出た生後7カ月の「あわ」(性別不明、体重29キロ)が、突然ガーデンを囲む木製の柵を突き破り脱走。生後13カ月の「なると」(雄、体重34キロ)も後を追って逃げ出した。 あわはすぐに捕獲されたが、なるとは林に逃げ込んで行方不明に。職員が総動員で捜索する中、高低差が20メートル
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