「TIPS:ファイルやディレクトリの作成/変更/削除を監視するには?」で解説したFileSystemWatcherクラス(System.IO名前空間)を利用するとファイルの作成や変更を即座に知ることができる。しかし、その通知を受けてファイルを加工したり移動したりしようとすると失敗する場合がある。本稿では、このような状況を回避する方法について紹介する。 作成や変更のイベントを受けて、すぐファイルを操作しようとした場合に失敗するのは、ファイルの作成や変更が開始されるタイミングでイベントの通知が発生するためだ。つまり、イベントを受け取った時点では、ほかのプロセスがまだファイルを作成中あるいは変更中のため、ファイルがロックされた状態であると考えられる。このような状況は、当然ファイルのサイズが大きいほど起こりやすい。 FileSystemWatcherクラスではファイルの作成や変更の「完了」を知るこ
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