ゆえにウイングを微調整して最適化する程度の変更に留まっているチームも多いが、メルセデスは前戦モナコGPで導入されたフロントウイングのエアフロー特性をより活かすために、トラックロッドとロワフロントサスペンションアームの位置を変更した。 メルセデスW15のフロントウイング比較(上が新型、下が旧型) 写真: Giorgio Piola モナコではジョージ・ラッセルのみが使用していたフロントウイングは、コンセプトから全面的に見直されている。これまで一番上のフラップの内側は、紐のような形状(赤矢印)となっていたのが特徴的だったが、新ウイングは比較的オーソドックスなフラップとなっている。 フラップの構成は以前とは異なっており、角度調整できる部分もより幅広となっている。メインプレーンの形状も見直され、中央部の形状が修正(赤線)。メインプレーンの外側は小さな隆起部分があった以前の仕様とは異なり、ストレート
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