「量子力学」の建設者、ニールス・ボーア(1885~1962、デンマーク)は、アインシュタインと並んで、20世紀を代表する物理学者だといわれます。 でも「量子力学とは何か」をきちんと説明する能力が私にはありません。とりあえず「現代物理学の重要な領域で、原子や素粒子などの、極小の世界の状態を説明する科学」というくらいのイメージで、以下読んでいただければ。 *** ボーアとアインシュタインはどちらも20世紀物理学の巨人ということですが、アインシュタインのほうがジャーナリズムでの扱いなどから一般には名前が知られています。 でも、ボーアのほうがアインシュタインよりもはるかにまさっていることがあります。それは、多くの弟子を育てたことです。 アインシュタインは、ほとんど弟子をとりませんでした。 一方、彼が所長をつとめるコペンハーゲン(デンマーク)の「ボーア研究所」には、世界中から物理学者が集まりました(
![ボーア研究所のコペンハーゲン精神(わけへだてのない協力・自由な討議・ゆとりとユーモア) - そういちコラム](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/14fd7b67b17b9d4ea47075252202e2935119a10f/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fcdn-ak.f.st-hatena.com%2Fimages%2Ffotolife%2Fs%2Fsouichisan%2F20221008%2F20221008133623.png)