若い頃、自分はバカだったなと思う。今でもそうだけど。 そして、愚かさゆえに人に迷惑をかけたし、自分もダメになっていった。これも、今でもダメだけど。 運も悪かったかなと思うこともあった。が、それは運のいい人を見てそう思うのだけど、もっとひどい運の人もいろいろ見た。 人の生き様というのは、けっこう運というのに支配されている。そして、これはオカルトでもなんでもどうとなるものではない。ただ、そういうものだということ。 そして、もうちょっと生きてみると、およそ物を思う人はみなそのことに気が付き翻弄されてきて、そういう運不運にどう向き合うか、基本はきちんと書き残している。 それなりに幸せに生きることが可能ならそれを選べばいいし、そうして生きてみると、意外と人生の全貌というのの仕組みがわかる。それは、金銭的な成功とか、世界征服みたいなそういう欲望の地平とはかなり違うものだ。 男なら一人の女を愛する、女な