全日本中学校陸上選手権の練習会場になるサブ競技場。芝のほとんどがはぎ取られている=15日、大分市の大分スポーツ公園ストークグラウンド 九州石油ドームの芝問題が大分である全国中学校体育大会の陸上競技(第36回全日本中学校陸上選手権大会=22日開幕・同ドーム)にも影響を与えている。大会は大分スポーツ公園内のドームに隣接するストークグラウンド(サブ競技場)を練習会場に使う。だがドームの芝の全面張り替えでサブ競技場の芝はほとんどが切り取られており、関係者は「全国大会を目前にしてありえない。中学生の大会だと見くびっているのか」と憤りを隠せない。 県中学校体育連盟の竹下幸喜陸上専門部長がドームを管理する大宣大分スポーツ公園事務所から連絡を受けたのは8日。張り替え工事に入った後だった。同連盟にも事前連絡がなかった。「ドームの芝は一般では販売されていない。追い詰められた状態でメーン会場を守るために同じ