県教委は21日、教職員の定期異動(4月1日付、退職は3月31日付)を発表した。総数は前年度より102人多い2264人。教職員の大量退職が見込まれるため、教諭の新規採用は前年度より14人多い339人となり、過去20年で最多となった。 教育次長の上に理事(部長級)職を10年ぶりに復活させた。今後、本格化する高校再編や、いじめなどの問題について、各課を横断した対応や知事部局との連携を強化するため。2010年度まで教育次長を務めた西村隆史・県会計管理者兼出納局長を起用する。 また、11年度から小学校で導入している、ベテラン教員が若手を指導する「指導教諭制度」を、中学校21校にも1人ずつ導入する。団塊ジュニア世代の入学に合わせて大量採用した教員が退職時期を迎えており、指導技術の継承を急ぐ。 ◇元スポーツ選手3人採用 香川オリーブガイナーズの主将だった井吉信也さん(30)ら元プロスポーツ選手3人が体育