宝塚音楽学校の第99期生合格発表が29日、兵庫県宝塚市で行われ、940人の受験者から40人が合格した。 プロ野球中日の笘篠誠治外野守備走塁コーチ(46)の長女、ひとみさん(18)が2回目の受験で合格した。 遠征先で朗報を聞いた笘篠コーチは「本人が目標としていたので、何とか受かってくれて大変うれしいです。今後、精進して頑張ってくれれば言うことはありません」と喜びのコメントを寄せた。 ひとみさんは東京都立井草高3年生で、子役として活動。母親は瞳はるかの芸名で松竹歌劇団(SKD)で活躍し、弟の和馬(15)はジャニーズJr.に所属する芸能一家。叔父は元ヤクルトスワローズ、広島東洋カープ選手で、現評論家の笘篠賢治氏(44)と“血統”は申し分ない。
八百長問題で中止となった3月の大相撲春場所は、本来なら28日が番付発表日だった。しかし本場所がなければ、それも行われない。「とにかく悲しいし、寂しい」。4年前から番付表の書き手を務める幕内行司、木村恵之助(49)=本名洞沢裕司、東京都出身、九重部屋=は嘆く。自らの“作品”を世に出せない心境を27日に語った。 番付表は縦110センチ、横80センチのケント紙に行司が筆で書き、縦58センチ、横44センチに縮小したものを番付発表日に各部屋へ配布。一般販売分も含め、1月の初場所では約45万7千枚が印刷された。 木村恵之助は字の小さい幕下以下から先に筆を執り、最後に幕内と十両を書くという。完成までは約2週間。東京都内の自宅で1日8時間、筆を握る。今回は1月下旬から作業を始め、春場所中止が決まった2月6日には幕下から序ノ口までを書き終えた。「力士が本場所を目標に稽古をするように、行司も場所に向けて字を書
ノリノリの大学生軍団が、日本代表経験者を擁するFC東京にフルセットでの逆転勝ちを果たした。大学生がプレミアリーグのチームに勝利するのは、現行制度となった07年度以降では、昨年大会でトヨタ合成を破った東海大に次いで2度目。沖隆夫監督は「今年は見ての通りイケイケのチーム。学生らしい勢いで勝てた」と喜んだ。 セット数1−2と追い込まれても、選手は元気いっぱいだった。得点の度にコートをはね回る姿は監督の言葉通り“イケイケ”。エースの千々木(ちぢき)駿介(3年)は「うちは特別攻撃力があるわけじゃない」という通り、あきらめずに粘り強くボールを拾い、逆転勝利を呼び込んだ。 18日には、日本代表で活躍中のOB・福沢達哉(23)の在籍するパナソニックと対戦する。「先輩にはスパイクを教わりました。敵としてやるのは初めてなので、チャレンジ精神で頑張る」と千々木。成長した姿を見せて、恩返しする。(伊藤昇)
バレーボールの日本男子がアジア大会で1994年広島大会以来の金メダルをつかみ取った。北京で4大会ぶりの五輪出場を果たしたが、ことしの世界選手権はけが人が出て2次リーグ敗退と足踏み。それでも今季最後の大会で再び歯車がかみ合い、植田監督は「新たな歴史のページが開いた」と感慨に浸った。 26日のイランとの決勝に持ち味が凝縮された。「限界を超える」がテーマだったことしの体力強化合宿の成果が出た。力強さを増したサーブでまず崩す。相手の攻撃の選択肢は狭まり、的を絞りやすくなったブロックは14本も決まった。レシーブも上がる好循環。指揮官の言う「トータルディフェンス」が高い次元で機能した。 2004年の就任以来植田監督は「男子バレー復活」のための改革を進めてきた。「やせ形が目立った」という選手の体形を変えるべく、食事管理を徹底。体格指数(BMI)はこの7年間で世界のトップクラスに並んだ。内面の充実もテーマ
弁護士をめざし、07年末にフジテレビを退社した元アナウンサー、菊間千乃さん(38)が司法試験に合格したことが9日、分かった。法務省は同日、法科大学院修了者を対象とした5回目の新司法試験の合格者を発表。過去最低となった合格率25・4%という超難関を突破した。 祝宴の最中、サンケイスポーツの取材に応じた菊間さんは、「努力すれば、頑張れば、いいことがあるんだとわかりました」と声を弾ませ、「フジテレビの内定をもらったとき以上の感動があります」と笑わせた。 09年に続き、2回目の挑戦。昨年の“不合格”発表の翌日から、午前6時に起床し、1日16〜17時間勉強するという生活を今年5月の試験日前日まで続けてきた。 菊間さんは、フジ在籍時から大宮法科大学院に通学。仕事と両立してきたが、ストレスと疲労から声が出なくなり「両立は難しい」と退社を決断した。 この日夕、東京・霞が関の法務省の掲示板で受験番号を見届け
全国高校総体第14日(10日、那覇市)東京都立の進学校、戸山の田上が柔道男子100キロ超級で準優勝した。決勝は「研究されてました」と全日本柔道連盟ジュニア強化指定選手の王子谷に技を封じられて敗れたが「よくやったと思います」と全力を尽くした様子だった。 多くの生徒が有名大学に進学する学業の名門で柔道部員は田上のみ。練習は「やらされるよりは自分でやったほうが充実する」と自ら早大や中大に足を運び技を磨く。2年生の10月からは「柔道だけやってもスピードはつかない」と陸上部にも所属し、短距離走と投てきを練習。砲丸投げは南関東11位の実力を持つ。 柔道の強豪大学から多くの誘いを受けるが「国公立に行きたい。推薦で行くつもりはない」とあくまで文武両道を貫く。8日まで「センター(試験)の勉強をしていた」という逸材は「日本の国旗をつけたい」と大学進学後に世界の舞台で活躍することを誓った。
第92回全国高校野球選手権大会・宮城大会(15日、鹿島台中央ほか)宮城に“投げる本田”がいた!! サッカーW杯日本代表MF・本田圭佑(24)=CSKAモスクワ=と同姓同名の高校球児、東北学院の本田圭佑投手(2年)が宮城大会2回戦で仙台三戦(鹿島台中央)に先発。無回転FK(フリーキック)ならぬ“無回転チェンジアップ”を駆使して毎回の5三振を奪うなど、4回2安打1失点と好投した。チームは本田のFK並み? に揺れて落ちる魔球で勢いに乗り、12−4と快勝。“みちのくの本田”に注目だ。 なんと、東北学院を率いるのは俳優と同姓同名の渡辺徹監督(39)。有名人と同じ名前で注目される本田について「ぼくは高校時代に“彼女の名前は(榊原)郁恵ちゃんっていうの?”とよく聞かれました。本田の気持ちは痛いほど分かります」といまや良き理解者。部員に日誌を書かせて交流している指揮官は、上位進出の“約束”を交わしている。
サッカー選手と髪型に関するアンケート調査で、「髪型が一番カッコいい選手」に日本代表MF中村俊輔選手が選ばれた。2位にはDF中沢佑二選手、3位にはMF本田圭佑選手と続いた。 調査は頭髪ケアの「リーブ21」が3月15日から4月15日にインターネットで行い、13歳から76歳の男女569人から回答を得た。 それによると、1位の中村俊輔選手を選んだ人が147人と全体の25%。中沢選手は78人(13%)、本田選手は75人(13%)と続いた。4位以下は4位・田中マルクス闘莉王選手(48人)、5位・玉田圭司選手(34人)、6位・松井大輔選手(30人)、7位・長谷部誠選手(18人)などとなった。 同じく行われた「一番好きなサッカー選手」を問う質問でも、中村、中沢、本田3選手が1位から3位に並んでおり、同社では「好きな選手なら、どんな部分も好きというサポーター心理がうかがえる」と分析している。
関東大学ラグビー対抗戦の古豪・明大が、聖地・八幡山(はちまんやま、東京・世田谷区)からの移転を検討していることが1日、分かった。グラウンドを売却し、昨年9月に閉鎖した遊園地の多摩テック(同日野市)跡地を最有力候補としている。大学側は1938(昭和13)年から70年以上も使用してきたラグビー部のほか、同グラウンドを拠点とする他の部の関係者にも構想を伝達。大学の評議委員会の承認が得られれば、13年3月末で聖地に別れを告げることになる。 【続きを読む】
日本相撲協会が子供への普及の一環として、相撲の歴史を漫画で紹介する本を制作していることが19日、分かった。9月までに完成させ、秋場所の来場者への無料配布も計画している。 新弟子を教育する相撲教習所の教官を26年間も務める大山親方(元幕内大飛)が監修し、元三段目力士で漫画家の琴剣さんが漫画を担当。大山親方は「力士がなぜしこを踏むのか、などを分かりやすく説明したい」と話す。相撲教習所長の貴乃花親方(元横綱)も協力しており「相撲のすそ野を広げることにつながり、とても素晴らしい。この国の相撲道という文化を、特に子供たちに理解してもらいたい」と後押しした。 タイトルは「相撲の歴史と文化」。大山親方によれば現役力士にも配布する予定で、外国出身力士には母国語に翻訳するという。
バレーボールのプレミアリーグ入れ替え戦第1日は3日、神奈川県藤沢市の秋葉台文化体育館で行われ、初戦を落とした男子の豊田合成は、常に追う展開の接戦をフルセットに持ち込んで制した。 相手のマッチポイントをはね返して第4セットを28−26で奪うと、最終セットもベテラン川浦の活躍などでものにした。松田監督は「目の色を変えて、ボールに対する執着心を最初から最後まで出してくれた」と選手をたたえた。
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