「走り込みが足りているかと言うと、足りてはいない。手応えは五分五分」。国内招待選手で最速となる2時間8分37秒の持ちタイムを誇る川内だが、物言いは一貫して慎重だった。 世界選手権の3週間後に5000メートルで自己記録をマーク。一方で、40キロ以上走ったのは先月末の大阪マラソンだけ。十分に距離を踏んだとはいいがたいが、これは当初から織り込み済みという。川内は「レース前にこう言うのも何ですが…」と前置きした上で「すべては(来年2月の)東京のために頑張りたい」と打ち明けた。 福岡国際は3年連続出場となるが、昨年と一昨年は終盤に失速して2時間17分台。対照的に、ここをステップに走った東京では2年連続で自己記録を更新している。過去2年の流れを踏襲したのは、東京でこそ最高のパフォーマンスを発揮できるという判断だ。 「東京で勝負するためにも、速いペースに何とかついていきたい。自分の可能性を信じて頑張りた
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