第9回「『オンラインストア』完成へ向けて各ファイルを再構築」までで、「簡易オンラインストア」の処理を一通り完成させましたが、今回はそこにAjax(Asynchronous JavaScript+XML)を取り入れ、フォーム入力を支援するよう改良を加えます。Ajaxを活用すれば、フォームボタンを押下に加え、キーボード入力やマウスのドラッグといったイベントをトリガーにして、ページ表示の一部だけを再描画することができます。 前回までのシステムでは、郵便番号と住所への入力が互いに連携しておらず、個別に入力する必要がありました。今回はAjaxを用いて、郵便番号テキストボックスに数字が1文字入力されるごとに、入力された数字からデータベースを検索し、該当する住所が表示されるようにします。 なお、Ajaxの基本や詳細については以下を参考にしてください。