中国の大学生に日本文化への理解を深めてもらおうと、北京の名門大学に、日本の大学の協力で、漫画だけを集めた閲覧室が開設されました。 閲覧室は、中国の名門大学、北京大学に、漫画などの研究に力を入れている明治大学の協力で開設されたもので、28日は、両大学の関係者が集まって記念の式典が行われました。 日本の漫画を専門とする閲覧室が開設されるのは中国では初めてで、広さおよそ100平方メートルの閲覧室には、明治大学の図書館から贈られた日本の食文化や歴史、スポーツなどをテーマにした、さまざまな年代の漫画がずらりと並べられています。 北京大学では、今年度末までに2万冊の漫画を収蔵したいとしているほか、将来はアニメや雑誌などもそろえたいとしていて、中国の学生が日本の文化について理解を深めるきっかけにつながるとして期待を集めています。 式典に参加した日本語を専攻する学生は「漫画を通して日本の社会現象や若い人の