相撲の取組が始まり、どちらかの力士が土俵の外に出る又は足の裏以外が土俵に付くまで、行司が「ハッケヨイ、ノコッタノコッタ」と掛け声を掛け続けます。そして「土が付く」と言うと、相撲に負けることを表すとおり、先に土俵の外の土に体の一部が触れるか、先に土俵の内側の土に足の裏以外の体の部分が付いたほうが負けとなります。 その際、勝った力士が繰り出したことにより勝負が決まったときの技を決まり手と言って、現在82手あります。主な決まり手には、基本技の寄り切り、押し出しのように相手を土俵の外に出すもの、他に投げ手の上手投げ、下手投げのように、相手の足の裏以外の部分に土を付けるものがあります。その他に、非技と言って負けた力士だけの事情により足が土俵の外に出てしまう、または土俵に尻餅を付いてしまう勇み足や腰砕けのような勝負結果が5つあります。相撲は、格闘技というよりも武道であって、強い者はその力を正しく使わな