誤った考え方 私は、クライミングを始めてからずっと誤った考え方でいました。 クライミングを始めたころ、ジム内の他の人が登るのを見たり、インターネットのクライミングサイトを見たりして、登り方を勉強していました。 登るときは、力を抜くこと。なるべく脱力して、無駄な力を使わないように、力を温存するようにと教えられてきました。 クライミングを始めたころは、特に、スムーズな登り方を知らず、腕を曲げた状態で登ったり、入れる必要のない無駄な力を出したりしがちでした。 ですので、腕を伸ばして脱力して上る、不要な力はなるべく出さずに登ると、インターネットサイトで書かれていたり、ジムの上手い人が登るのを素人目で見ると、「なるほど全身脱力は効率が良さそうだな」と解釈し、それを実践していました。 だいぶしばらくの間、無駄な力を使わない脱力クライミングを行ってきました。つい最近までです。1年半ぐらいの間ずっとです。