インターネット通販で世界最大手の米アマゾン・ドット・コムは日本で電子書籍事業に参入する。小学館、集英社など出版大手と価格設定などで詰めの交渉に入っており、年内にも日本語の電子書籍を購入できるサイトを開設。スマートフォン(高機能携帯電話)などに配信し、自社の電子書籍端末「キンドル」も投入する構え。日本勢も紀伊国屋書店や楽天がソニー製端末への書籍提供を始める。日本でも電子書籍の普及が本格化しそうだ。
米マサチューセッツ州で地下鉄を待つ間に、アマゾンの専用端末「キンドル」で電子書籍を読む男性=ロイター 米インターネット通販最大手アマゾンは20日、出版社などと契約せずに自分で出版する米国人作家が、電子書籍を初めて100万冊売ったと発表した。誰でも手軽に出版できる電子書籍の仕組みを使い、「出版社抜き」の本が本格的に流通し始めた。 ケンタッキー州に住むスリラー作家のジョン・ロック氏がアマゾンの電子書籍販売サービスで出版する仕組みを使って10作品を出し、19日までに計101万370冊を売った。アマゾンで電子書籍を100万冊以上売った作家は7人いるが、出版社を通さない作家では初めてという。 ロック氏の電子書籍はほとんどが99セント(約79円)で売られ、ロック氏によるとそのうち35セント(約28円)が同氏の取り分になる。ロック氏は「電子出版は独立系の作家が巨大な出版産業と公平に戦える機会をもた
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