新たな報道によると、ユーザーが自分の位置情報を共有することを可能にする「iOS」のセキュリティ機能は、同OS向けアプリケーションがユーザーの写真をひそかに取り込む経路にもなっているという。 The New York TimesのBitsブログは米国時間2月28日、ユーザーの現在位置情報にアクセスを要求する場合と同じユーザーダイアログウィンドウを通じて、開発者がユーザーのフォトライブラリ全体へのアクセスを得る方法を詳述した。記事によると、ユーザーが「OK」ボタンをクリックすると、開発者はユーザーに警告することなく、(GPSメタデータが埋め込まれた)写真をリモートサーバにコピーできるという。 ただし、早まって「iPhone」を破棄したり燃やしたりしないように。Bitsによると、実際にこうした挙動をするアプリケーションがこれまでに「App Store」で提供されてきたかどうかは「不明」だという。