小数点以下の数値を扱う際に使用する「四捨五入」。 しかし、この四捨五入、Excelでは「表示形式で四捨五入」と「ROUND関数を使った四捨五入」の2種類あり、どちらを使っても同じ見た目になりますが、 実はデータの内容に違いがあることは 意外と知られていません。 今回は、2つの違いを知らずに「なんとなく」四捨五入していることで大惨事を 起こさないために、それぞれの違いをご紹介します。 「表示形式」で四捨五入の特徴 表示形式で四捨五入するには≪ホーム≫タブ内の「小数点以下の表示桁数を減らす」 (またはセルの書式設定の表示形式タブ)から行ないます。 表示形式で四捨五入を行なうと「見た目」が四捨五入されるだけで元のデータは変更されません。