【映像解説】2011年も就職氷河期は続く――就職率回復が期待できない3つの理由とは? - 10/12/21 | 18:17 大学3年生の就職活動が本格化している一方で、就職の決まっていない大学4年生がたくさんいる。2010年3月に卒業した学生の就職率は60.8%(前年は68.4%)。その後、就職戦線は厳しさを増しており、2011年3月に卒業する現4年生の就職率が60%を割ることはほぼ確実だ。 だが、厳しいのは現4年生だけではない。3年生(2012年3月卒)の就職も非常に厳しくなるだろう。就職氷河期はしばらく続く。 就職氷河期が続くのは、単に景気が悪いからではない。就職氷河期が続く理由は主に下記の3つだ。 (1)大学生の数が多すぎる 18歳人口のピークは92年。しかし、全国の大学数は92年の523校から20100年の778校まで255校も増加した。そして、大学4年生の数は92年の43万