米Adobe Systemsは11月9日(現地時間)、モバイルブラウザ向けのFlash Playerの開発を中止すると発表した。モバイル向けではHTML5に集中するという。米GoogleのAndroidおよびカナダのResearch In Motion(RIM)のBlackBerry PlayBook向けのバージョン11.1のリリースが最後になる。 多数のモバイルプラットフォームがHTML5に対応したため、モバイルコンテンツの作成にはHTML5が最良のソリューションだと判断したという。 Flashアプリの実行環境「Adobe AIR」の提供は続けるので、開発者は各種プラットフォーム向けネイティブアプリでFlashを利用することは可能だ。 なお、PC向けのFlash Playerの開発は継続する。今後は、Flashがその性能を発揮できるゲームや動画などの分野に向けた機能強化に注力していくとい