UPDATE ソフトウェア大手のMicrosoftは米国時間6月28日、最高経営責任者(CEO)Steve Ballmer氏がホストを務めたニューヨークでのイベントで「Office 365」を正式発表した。 この新製品でMicrosoftが目指しているのは、広く利用されている同社のデスクトップアプリケーション群や、主に大企業で利用されるサーバ製品に、ウェブ機能をもたらすことだ。Microsoftは、電子メールサーバ「Exchange」およびオンラインコミュニケーション技術「Lync」などの製品をウェブサービスとして提供することにより、IT担当者がいないため従来こうした製品を敬遠してきた中小企業に向けて市場を拡大できると予想している。 Microsoftは、同サービスを自社サーバ上で遠隔からホストすることにより提供し、顧客には月額料金を課金する。通信企業20社以上も、Microsoftと提携
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