ニューヨーク・マンハッタンの電話ボックスに設置されたWi-Fiのホットスポット(2012年7月11日撮影)。 【AFP=時事】米国で「スーパーWi-Fi(Super Wi-Fi)」と呼ばれる新たな無線通信テクノロジーが一部地域でサービスを開始した。無線LANのホットスポットよりも広いエリアからの接続が可能な技術で、英国やブラジルなど外国からの注目も集めている。 ドイツでは無線LANルーターの緊急時活用が提言 スーパーWi-Fiは、無線LAN規格のWi-Fi(ワイファイ)とは別の周波数帯域を使用し、特別な機器を必要とするもので、正確にはWi-Fi技術ではない。しかし、未使用のテレビ放送電波帯域を使って無線ブロードバンドを提供するこの技術は、Wi-Fiの持っている利点を備え、さらに独自の利点を加えた技術として、スーパーWi-Fiの名称で2010年に米連邦通信委員会(Federal Comm