塩崎厚生労働大臣はNHKなどとのインタビューで、公的年金の積立金を運用している独立行政法人が株式への投資を増やす方向で運用方針の見直しを進めていることについて、「積立金の6割を国債に投資するという今の運用方針は、世界でもあまり見られない」と述べ、理解を示しました。 この中で塩崎厚生労働大臣は、2日の東京株式市場で、内閣改造を控えて平均株価がおよそ7か月ぶりの高値になったことについて、「GPIF=年金積立金管理運用独立行政法人が、国債に投資していた資金を株式などほかのものに、さらに投資するのではないかという前向きな反応だろう」と述べました。 そのうえで塩崎大臣は、GPIFが株式への投資を増やす方向で運用方針の見直しを進めていることについて、「積立金が120兆円もありながら、その6割を国債に投資するという今の運用方針は世界でもあまり見られない。安全かつ効率的に分散投資しようということだ」と述べ