抗精神病薬と選択的セロトニン再取り込み阻害薬の配合剤 大塚製薬株式会社は7月28日、うつ病・うつ状態の治療薬として、抗精神病薬「アリピプラゾール」(製品名:エビリファイ)と選択的セロトニン再取り込み阻害薬「塩酸セルトラリン」(一般名)の配合剤(開発コード:ASC-01)について、国内での製造販売承認申請を行ったと発表した。 アリピプラゾールは、大塚製薬が創製した非定型抗精神病薬。2002年に統合失調症治療薬として米国で承認を取得して以降、効能を追加し、現在60以上の国と地域で使用されている。国内では、2006年に「統合失調症」の適応で承認され、2012年に「双極性障害の躁症状の改善」、2013年に「うつ病・うつ状態(既存療法で十分な効果が認められない場合に限る)」の効能が追加された。抗うつ薬に上乗せする非定型抗精神病薬として、国内では同剤が唯一適応を有している。 塩酸セルトラリンは、米ファ
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