3月29日、米国では、文化的に極端な志向に走ったりもした戦後派「ベビーブーマー」と、2000年前後から社会に出たり00年初頭に生まれたりした「ミレニアル世代」に挟まれた「X世代」は、印象はおとなし目だ。写真は米ドル紙幣と硬貨。2020年3月撮影(2021年 ロイター/Mike Segar) [ワシントン 29日 ロイター] - 米国では、文化的に極端な志向に走ったりもした戦後派「ベビーブーマー」と、2000年前後から社会に出たり00年初頭に生まれたりした「ミレニアル世代」に挟まれた「X世代」は、印象はおとなし目だ。しかし、彼らの資産はトランプ前政権下と新型コロナウイルスのパンデミック期間を通じて着実に大きく増加した。最も稼げる年齢と歴史的な株高局面が、ちょうど重なる幸運に恵まれたからだ。 米連邦準備理事会(FRB)が公表した直近の四半期資金循環統計によると、40歳から55歳までの区分の、ち