車中泊を利用する人が急増しているが、それとともに、マナー違反も目に付くようになっている。なぜ、ここまで問題化してしまったのか、考える。 新型コロナウイルス感染拡大以降、感染リスクを避ける目的などで車中泊を利用する人が急増している。2022年にホンダアクセスが実施した「秋レジャーと車中泊に関する調査2022」によれば、回答者1000人のうち44.3%が車中泊の経験があると回答。前回2021年の調査から9.0ポイントの大幅上昇を示している。リーマン・ショック以降、旅行の費用を節約する方法としても知られるようになった車中泊だが、現在では新たな旅のスタイルとして定着したともいえる。 しかし、車中泊の普及と共に、マナー違反も目に付くようになっている。とりわけ目立つのは、「道の駅」の度を越えた利用方法だ。長時間の駐車や、コンロなど火気の使用に始まり、身体障害者など向け多機能トイレのシャワー設備を風呂代
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