2023年08月05日 12:09 戸郷翔征のヤバさは際立っている Tweet 投手の酷使度を測る指数PAP(Pitcher Abuse Point)は、トータルの球数でも登板数でもない。100球を超え、疲労が蓄積する中で「なおも何球投げるのか?」を問題視している。疲労が蓄積した状態で投球を続けると、投球フォームが崩れ肩やひじに負担がかかり故障する危険性が急速に高まる。PAPが「100球を超えた球数の3乗の和」となっているのはそのためだ。 PAPは一時期はよくメディアで取り上げられたものの、今はあまり見なくなっている。セイバーメトリクスの識者から「なぜ100球なのか」という批判が出た。また「登板間隔や投球強度の問題も考慮すべき」という批判もあるからだ。 特にNPBでは登板間隔が異なるからMLBとは条件が違うという指摘もある。10万以上で黄信号、20万以上で赤信号という基準はNPBでは通用し