筒香嘉智、FA状態に : 野球の記録で話したい
2023年06月24日 15:30 筒香嘉智、FA状態に Tweet 単純にクビになったのではなく、筒香自身がオプトアウトを選択したと言うことだろう。このままプレーしても次の展望が開けないと判断したのだろう。MLBのトレード期限は8月1日、NPBは7月31日、レンジャーズ傘下にいても昇格は難しい中で、移籍を模索するためにFAになったのだろう。 今年の戦績 浮き沈みはあったがOPS.812は、それほど悪くはない。特に6月はOPS1.017 この成績を内外野どこでも守れる俊足の野手が記録したのであれば、MLB球団から声がかかっただろう。 しかし筒香は、一三塁、外野を守れると言っても得意とは言えない。基本的に「打つだけ」の選手であり、汎用性が極めて低い。しかも31歳である。 今年になって、筒香は激やせしたと言う報道があった。体のキレをよくするためともいわれたが、MLBでは筋肉で武装しなければ戦え
大谷翔平はホームランダービーを辞退してもらいたい : 野球の記録で話したい
2023年06月23日 12:00 大谷翔平はホームランダービーを辞退してもらいたい Tweet WBCでの大活躍も大きかったと思うが、大谷はMLBきってのスターになった感がある。他の選手に先駆けてオールスター戦のスタメンが決まった。大谷の場合、ア・リーグの先発投手としてマウンドに立ち、同時にDHとして打席に立つのだろう。 ２WP（二刀流）が何よりの売りである大谷には、それは不可避ではあろう。ただ、登板は1イニング限定でお願いしたい。それでもムキになるだろうが、せいぜい15球で降板していただきたい。 打者としては3打席程度か。イチローのように派手な活躍をしてほしい気もあるが、それよりも「無事に」原隊に戻ってほしい。 大谷翔平は今日の時点でリーグ6番目の331打席に立っている。しかもリーグ9位タイの89イニングも投げている。大げさでも何でもなく「2人分」の仕事をしている。それだけでなく打者と
自民と維新 : 野球の記録で話したい
2023年06月22日 18:38 自民と維新 Tweet この2つの政党、どこが違うのか？説明できるだろうか？政策、思想的には、リベラル派以外の自民党と維新ではほとんど変わらない。経済的には新自由主義だ。つまり規制を緩和して企業活動の自由度を上げて「金儲け」がしやすくする。外交面では、アメリカ偏重だが、中国にも軸足を置く。国防費を上げて軍備を拡張する。全く差がないと言ってもよい。 事実橋下徹、松井一郎は自民党右派の領袖だった安倍晋三を「師」と仰いでいたし、同じ右派の菅義偉とは今も非常に親しい。 政策面だけを見れば、維新は、公明党より自民党に近い。公明党は中国偏重で、福祉などに予算を割きたい傾向が強い。では、維新は自民と連立を組むのか、と言えば、おそらくそれは絶対にない。 自民と維新の決定的な差は「支持層」なのだ。 自民は分厚い「既得権益層」の上に乗っている。大企業、代々の金持ちや、地主、
「働けコール」？ : 野球の記録で話したい
2023年06月15日 12:00 「働けコール」？ Tweet 西武ライオンズの応援は独特で、いろいろ決まりごとがある。男女が掛け合いする「相聞歌」みたいな応援は、よそもやるがライオンズが始まりではなかったか。 DIGEST 「お前らがやるのは違うだろ」西武の応援団が奏でた“働け働け金子”コールに批判殺到！「選手にもファンにも失礼」 今季の西武ライオンズがさえないのは、いろいろ複合的な理由がある。大きいのは主軸の山川穂高の不祥事による戦線離脱だろう。そして森友哉がFAでオリックスに移籍したのも大きい。秋山翔吾もメジャーから帰ってこなかった。 しかし西武ははるか以前から「去る者は追わず」で、FA選手の流出が前提のチームである。 選手が育たない限りは、ライオンズの未来はない。今季は、その「狭間」になっているのは明らかだ。 投手陣は高橋光、今井と先発の柱ができ、まだ長いイニングは投げられないが
「憧れを超えた侍たち 世界一への記録」は「映画」だった : 野球の記録で話したい
2023年06月15日 09:00 「憧れを超えた侍たち 世界一への記録」は「映画」だった Tweet スクリーンが12あるシネコンで見たが、平日にもかかわらず「ほぼいっぱい」、一番の入りだった。私がちょっと思ったのは「ドキュメントを見ることになるのではないか」ということだ。NHKの大谷翔平特集や、アマゾンで見ることができる2021年東京五輪の侍ジャパンのドキュメントなどは「このとき、選手は、指揮官は、何を考え、どう動いたのか？」をつぶさに描いている。我々は、当事者たちの「考え」「思惑」に感情移入して「一緒に考える」ことになる。 それはそれで楽しいけれども、あくまでこうした作品は、家のテレビやパソコンのモニターで見るコンテンツであって、劇場の大きなスクリーンで見るべきものか、という印象を持っていた。 しかし「憧れを超えた侍たち 世界一への記録」は「映画」だった。栗山監督が就任してから世界一
大谷翔平はおそらく「投げすぎ」である : 野球の記録で話したい
2023年06月14日 09:00 大谷翔平はおそらく「投げすぎ」である Tweet 打者としては絶好調の大谷翔平だが、投手としてはかなり苦しんでいる。投打でフル出場するようになった2021年以降の月次の投打成績を見ていこう。 打者大谷は2021年以降、毎月20試合以上出場し続けている。簡単なことのようで、これはものすごいことだ。普通の野手でもシーズン中に一度や二度は、故障してIL入りすることはめずらしくないが、大谷は長期離脱は一度もない。 この間、OPSは最低でも.749、1.000越えは今月も含め4回もある。本塁打は最低でも4本、主軸打者として圧倒的な数字を3年間続けている。 投手大谷は、今月までは悪くてもERA4点台だったが、今月は今のところ5点台だ。 このところの大谷は被本塁打が増えている。奪三振は多いが、要するに効率的にアウトにすることができなくなっている。 スイーパーなど大谷は
大谷翔平、ア・リーグ本塁打単独トップに！ : 野球の記録で話したい
2023年06月13日 12:56 大谷翔平、ア・リーグ本塁打単独トップに！ Tweet 打者大谷としては久々に絶好調だ。今季の成績、6月を中心に。 今季の大谷は、投手としては浮き沈みがあるが、打者としては大きなスランプもなくここまで来ていた。 4月7本、5月8本と定期的に本塁打が出ていたが、ここへきて本塁打を連発している。 今季の大谷は「変化球打ち」が目立っている。投手が正直な球で勝負をしてこない中で、変化球の軌道をしっかりとらえている。 恐らくはデータで投球の変化量をチェックしてスイングの軌道を修正しているのだろう。 今日の1本目は0-1から、グラント・アンダーソンの2球目の92.9マイルのシンカーが沈み込むところをすくい上げた。ベストショットと言うべき当たりで、139.9ｍも飛んで外野の上段席まで飛んだ。 2本目は初球、左腕コール・ラガンズの92.7マイルのカットボールを軽く流し打っ
歴史的な記録を残しそうな藤浪晋太郎 : 野球の記録で話したい
2023年06月12日 17:53 歴史的な記録を残しそうな藤浪晋太郎 Tweet 最近のマウンドでの藤浪は、喜怒哀楽の表情が抜けてしまったように見える。彼は「何でクビにならへんのやろう」と思っているのではないか。開幕から70日以上が過ぎて防御率が10点台なのに、まだ登板の機会があるのだ。 これは、アスレチックスが歴史的な大不振の中、解体モードよりもさらにひどい「やけくそモード」になっているからだろう。 ちょっとやそっと補強をしたくらいで、何とかなるレベルではない。もう勝利はとっくに諦めて、とにかくペナントレースをただただ消費するだけになっている。 藤浪の代わりにだれか新しい選手を獲得するコストさえもケチりたい。そういう感じではないのか。 NPBから行った投手で全くの不振なままで、だらだらと使い続けられた選手はほとんど記憶にない。MLBだけでなくNPBでもERAが二けたなら二軍落ちするのは
ITリーグなんてどうか？ : 野球の記録で話したい
2023年06月13日 09:00 ITリーグなんてどうか？ Tweet いっそのことNPBを丸ごとIT系で買い占めてはどうか、と思う。IT系企業は、プロ野球を運営する上で備えているべき資質をたくさん持っている。 1.若くて優秀な人材が多い 大学院で学んだり、自ら起業した経験があるなど、IT系には優秀な人材が集まる。体育会系に多い「指示待ち族」は少ない。 2.臨機応変にイノベーションできる 日々刻々と動くIT業界では、事態の変化に即応できる機敏さが常に求められる。変革に対して極めて強く柔軟だ。 3.マーケティング発想が得意である 顧客に対して何をすべきかをデータをもとに常に考え、対応している。市場の変化にも柔軟に対応できる。野球ファンのニーズ、希望に即応できる。チケッティングなんかすごく便利になりそうだ。 4.様々なマネタイズの手段を持っている 入場料収入だけでなく、ネット視聴、ライセンス
あの本拠地球場は誰のもの？ : 野球の記録で話したい
2023年06月11日 18:56 あの本拠地球場は誰のもの？ Tweet 12球団の本拠地球場はどこが所有しているのか？賃料はかかっているのかをまとめてみた。ざっとまとめてみた。 所有者、運営者は「現時点」のものだ。 京セラドーム大阪は第3セクターでできたが経営破綻してオリックスグループになっている。運営はオリックスグループの大阪シティドームが担当し、オリックス球団が使っているが、全部グループ企業なので球場使用料は内部留保され「実質なし」。 サブ本拠地のほっともっとフィールドは神戸市が所有。オリックス球団が都市公園法に基づく管理許可制度によって運営している。この場合は球場使用料が発生する。 ソフトバンクはPayPayドームを球団が直接保有し、運営もしている。当然使用料は無し。この形は割と珍しい。 西武のベルーナドームはライオンズの親会社の西武鉄道が所有し、ライオンズが運営している。球場使
第5回WBCから変わっていきそうなこと : 野球の記録で話したい
2023年06月05日 16:14 第5回WBCから変わっていきそうなこと Tweet 相変わらず野球人、野球関係者に話を聞く日々ではあるが、3月以降、WBCについて口にする人が本当に多い。データ関連の関係者は「ダルビッシュ有や大谷翔平の『データへの取り組み』方に、NPBの選手は強い影響を受けていた」と言う。 また違うチームから来た選手が、キャンプや強化試合などを経て、一つのチームになっていった。ともいう。 宮城大弥と佐々木朗希は、以前から仲が良かったけれど、大勢と湯浅京己など、WBCでの「戦友」が試合前に話し込むシーンがよく見られるようになった。 「他所のチームの選手となれなれしくするんじゃない」みたいな年寄りの言葉は、もはやたわごとになろうとしている。 少年野球指導者の多くは「WBCの侍ジャパンは、スポーツマンシップを大事にしていた」「キャプテンを置かず、監督も強くけん引せず、選手がみ
ボール交換 : 野球の記録で話したい
2023年06月03日 11:00 ボール交換 Tweet 野球のレベルが上がることを象徴的に表しているのが「ボール交換」だ。主として投手が違和感を持って球審にボール交換を要求する。 NPBの公式戦では頻繁に見られる。 ワンバウンドして土がついたボールは、ほとんど交換されるし、バットで擦ったボールも同様だ。それだけで投手はグリップに違和感があるのだろう。 投球前に、内野手はボール回しをして、最後は一塁手が投手にボールを渡すのは恒例になっている。ごくまれにボール回しのボールがワンバウンドになったりすることもあるが、その場合は、投手はそういうボールでも交換を要求したりしない。内野手がボール回しした球を投手が投げるのは、ある種の「ゲン担ぎ」みたいなものかもしれない。 しかし、ちょっと土がついたくらいで、ボールの感触が変わるのか？投手はみんなそんなに繊細なのか？大した制球力もない投手でも、違いが分
「いつまで同じこと言ってんだ」と言う知的怠惰 : 野球の記録で話したい
2023年06月02日 16:52 「いつまで同じこと言ってんだ」と言う知的怠惰 Tweet 岸田文雄の倅のバカ騒ぎの話、倅はクビになったが自民党内からは「こんな話なんて、世間は数か月もすれば忘れてくれるよ」という声が出ているという。日本国民をなめているという声も上がったが、それが実情でもあろう。 今の日本社会は「事件が起きても、解決を見ないうちに忘れてしまう、飽きてしまう」のだ。 昨年後半からあれほど喧しく日本中が騒いだ統一教会の問題、何も解決していないにも関わらず、もはやニュースにはならない。文化庁による質問権の行使は6回目が行われているが、回を重ねるたびに教団側からの回答は少なくなり、今や形骸化しているという。「解散命令」などとてもできそうにない、との話も出ている。 萩生田光一など、統一教会系議員の多くも、何ら背景を追及されることなく地位を保っている。 そしてメディアも取り上げなくな
抜け道探しが得意な「球界の盟主」 : 野球の記録で話したい
2023年06月02日 11:53 抜け道探しが得意な「球界の盟主」 Tweet プロ野球育成枠が「ＦＡのプロテクト外しに」「億もらってる選手が育成に」選手会が問題提起 規約変更へ協議求める昨年オフ、巨人は梶谷隆幸、中川皓太、髙橋優貴、平内龍太、立岡宗一郎を育成枠に落とした。いずれも一軍での実績がある選手だ。 育成選手制度は、2006年に制定された。 1965年のドラフト施行以降、ドラフト外での選手獲得が長く認められてきたが、巨人や西武などが有望選手を囲い込んで、ドラフト外で獲得するケースが見られたので、1992年「日本の学制を経てプロ野球に入団する選手は、すべてドラフトを経なければならない」とルールが改訂されるとともに支配下選手枠は60人から70人に増えた。 しかし、社会人野球の縮小などによって、有力な選手の進路が狭まったことなどを考慮し、2006年から育成選手制度が導入された。 「育成
山下舜平大と茶野篤政 : 野球の記録で話したい
2023年06月02日 09:00 山下舜平大と茶野篤政 Tweet 昨年、名前がなかった2人の選手が、吉田正尚の穴をかくも見事に埋めるとは。確かに運もあるが、マネジメントの手腕もすごいのだと思う。18000人程度の入り。 真弓明信が始球式 オリックスは山下、もはや新エースと言うべきか。 立ち上がり3者凡退、しかり韮澤には3連続ボール、制球に揺らぎがある。 広島はコルニエル、剛球投手だ。ただ制球はおおざっぱ。 立ち上がり森の二塁打がでて二死二三塁になるが抑える。 オリックスはいつでも点が取れそうな印象だったが、先取点は広島。 4回、二塁宜保の失策で走者が出て、坂倉のタイムリーで先制。 山下はボール先行、明らかに制球に苦しんでいた。 5回、オリックスは1死から紅林、宜保が連打。2死後廣岡が歩いて満塁。ここで2番茶野。3ボールまでいき、押し出しで同点と思ったが、果敢に打って出て中前打。 広島は
「先発完投」はもうないって : 野球の記録で話したい
2023年06月01日 16:01 「先発完投」はもうないって Tweet 「先発投手は完投するのが当たり前」という概念は、もはや捨て去る方が良いだろう。その理由を列挙しよう。 1.先発完投を目指すと「投球過多」のリスクが高まる 投手にイニング当たりの投球数は「15」が目安だ。完投すれば135球になる。今や先発投手は「100球」がスタンダードだ。投球過多になる危険性が高まる。 桑田真澄さんは「100球は、中4日の目安、中6日なら135球は行ける」としているが、今のところ毎試合135球を投げる投手は存在しない。 中6日で投げるとすれば23～24先発、完投すれば207～216イニングとなり投球数は3105～3240球となるが、これだけのイニング数を投げる投手は2013年の田中将大を最後に出ていない。 今の投手でも1シーズンだけなら200イニング3000球は可能だろうが、5年、10年とこの記録を
もう規定投球回数はいらないでしょ セ・リーグ : 野球の記録で話したい
2023年06月01日 11:00 もう規定投球回数はいらないでしょ セ・リーグ Tweet 本当に成績の良い投手、好投している投手が公式サイトのランキングに乗らなくなって久しい。公式サイトによれば、防御率1位は阪神の村上村上頌樹だ。彼は確かに優秀な投手で、阪神のエースと言っても良いが、セ・リーグには彼よりもはるかに優秀な投手もいるのだ。 良く出しているが、PR（Pitching Run）という指標がある。（リーグ防御率-その投手の防御率）×投球回数÷９で導き出される。 より良い防御率で、より長く投げた投手が上位に来る。 セ・リーグのPR30傑と、規定投球回数以上の投手 同じ阪神の大竹がPRでは断トツなのだ。ERAは何と0.40、阪神の快進撃は大竹、村上という新戦力によるところが圧倒的に大きい。2人で貯金10である。 その次に規定投球回数クリアの九里がいるが、床田、ピーターズ、伊藤将とそれ
もう規定投球回数はいらないでしょ パ・リーグ : 野球の記録で話したい
2023年06月01日 12:38 もう規定投球回数はいらないでしょ パ・リーグ Tweet パ・リーグの指揮官は、たとえエース級でも少しでもコンディションが悪ければ、躊躇なくローテを飛ばす。規定投球回数はほとんど気にしていないのではないか。 （リーグ防御率-その投手の防御率）×投球回数÷９で導き出されるPR（Pitching Run）の30傑。規定投球回数以上の投手も加える。 防御率1位の西武、高橋光がPRも1位。これは納得性がある。 2位には新鋭山下が入ってくる。しかし彼は規定投球回数は未達だ。 WBC出場組の佐々木朗希も、山本由伸もともに規定投球回数未達で、このランキングに入っている。山本由伸は昨年、PRでもERAでも圧倒的だったが、今年は馬郡に沈んでいる感じだ。 救援陣ではオスナがまだ無失点。故障離脱が痛い。 日ハムから今季、ロッテに移籍した西村天裕もまだ無失点だ。 最多セーブの益
あまりにも罪深すぎて… : 野球の記録で話したい
2023年05月31日 17:30 あまりにも罪深すぎて… Tweet 日本ダービーで2番人気のスキルヴィングがレース直後に急性心不全で死亡したニュースはショッキングだった。2番人気と期待も高かっただけに、競馬ファンの嘆き悲しみは激しい。 一方で、元騎手と言う人物が 「スキルヴィングで悲しんでる奴への怒りがあるよ」 「なんでお前ら金掛ける対象にして人間のエゴで娯楽の博打の駒にして死んだら悲しんでんの?」 と言う投稿をしている。 この投稿には反発する人が多かったようだ。競走馬、サラブレッドはいわゆる「哺乳綱奇蹄目ウマ科」に属する生物ではあるが、もはや野生動物からはるかに隔たった「人工生物」にすぎない。 そもそもサラブレッドとは「Thoroughーbred（完璧な品種）」ということであり、競馬の母国イギリスでアラブなどをベースに改良に改良を加えられた「競馬用の馬」だ。 もはや馬の先祖が生きてい
ソフトバンク、デスパイネを呼び戻す。 : 野球の記録で話したい
2023年05月31日 15:00 ソフトバンク、デスパイネを呼び戻す。 Tweet 今、NPBに来る打者のレベルはどんどん落ちていると言う印象だ。 何といっても「経済格差」が激しい。日本の年俸最高額はオリックス山本由伸の6.5億、MLBはメッツのマックス・シャーザー、ジャスティン・バーランダーの52億。 平凡なレギュラー選手でも10億は当たり前のレベルだ。いわゆる一軍半以下でなければ、NPBには来ない。しかも近頃の「円安」がこれに拍車をかけている。 デスパイネとグラシアルは、ここ数年のホークスでは柳田の前後を打っていい働きをしてきたが、2人とも35歳を過ぎて成績も落ちてきたので、契約を解除したわけだ。 昨年獲得したガルビスはMLBでもレギュラークラスだったが、内野守備はともかく、打つ方はさっぱりだった。2年契約のため今年もいるが期待できない。19試合33打数5安打0本、打率.152 今年
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