しなやかに動き、シルエットが美しく浮き出ている肩甲骨は、憧れの存在。日常動作では負担になる動きが多いからこそ、日々のメンテナンスが肝心。肩甲骨まわりに精通する佐川裕香さんに珠玉のストレッチを教えていただきました。 肩甲骨は自由に動き、安定していることが重要。 肩甲骨(正確には肩関節)は、上半身を支える基盤。肋骨の上に羽のように浮かび、腕(上腕骨)と鎖骨の骨と繋がっている。それ以外は筋肉が支えていて、肩甲骨の可動域は、胸郭や肩まわりに左右される。 「日常生活では前かがみの姿勢や手を前で使うことがほとんど、すると猫背や巻き肩になりがちで、頭が前に出る。その状態が長く続くことで筋肉が固まり、可動域は狭まる傾向に。その結果、腕を自由に動かしづらくなったり、首や肩こりの原因にも繋がり、正しい姿勢が保ちにくくなってしまいます」(佐川さん) 肩甲骨は、寄せる、開く、上下や斜めに動かす、というように本来は
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