「1000万円は安い」と言い切った朝倉未来の“財力” そもそも、この大一番が決定し「KOでなければ判定決着なし」というルールが発表されると、両者と“犬猿の仲”として知られる平本蓮からは「とんでもない茶番が見られる気がする」といった冷やかしの言葉も飛んでいた。しかし、YA-MANが朝倉からシリアスすぎるダウンを奪ったことで、そうしたネガティブな声は一気に吹き飛んだ。それは『FIGHT CLUB』が“血闘”という当初の目的を達成した瞬間でもあった。 格闘技最大の魅力は肩書や名声など一切関係なく、「その場で強い者が勝つ」というきわめてシンプルな現実を見せつける点にある。だからこそ、フィニッシュやダウンシーンに誰もが目を奪われる。最近では、11月4日にアゼルバイジャンで開催された『RIZIN LANDMARK 7』で、鈴木千裕がヴガール・ケラモフを下からの蹴り上げによる1ラウンド失神KOで下してR