揺れる自民党。都知事選の影響は衆院選にも出ると思われる。 読書は大切だなと思うこの頃です。とくに再読も面白い。ノンフィクションやルポでは今だからこそ興味深い「発見」もある。 今年は東京都知事選があるので現職の小池百合子氏について書かれたものをおさらいしていた。そのうちの一冊が和田泰明氏が2020年に出した「小池百合子 権力に憑かれた女 ドキュメント東京都知事の1400日」(光文社新書)。著者は当時週刊文春の記者で都知事や都政についてつぶさに取材して書いた本だ。 小池氏は8年前の都知事選で当選したが、その人気は自民党の都連とケンカし、批判することで「小池劇場」をつくったのが大きかった。著者はこの頃、ある政治家に折に触れて話を聞いていた。その政治家は小池氏について次のように評していた。 「僕は小池さんと親しい方だったけど、何も嫌いで都知事にしたくないんじゃない。似合わないんだよ。散らかして、後
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