米ワシントンD.C.(Washington D.C.)の軍医療センターでリハビリに励む元イラク駐留米兵ら(2006年8月18日撮影、資料写真)。(c)AFP/Getty Images/Scott Olson 【1月29日 AFP】兵士としてイラクに派遣され、2009年に道路脇に仕掛けられた爆弾で四肢を失った男性に両腕を移植する手術が成功したと、米ジョンズ・ホプキンス病院(Johns Hopkins Hospital)が28日、発表した。 両腕の移植手術は非常に複雑で、2008年にドイツで初めて成功した。米国での成功例はこの男性を含めて7人だけだという。 手術では、死亡したドナー(臓器提供者)の骨髄細胞注入など、移植された腕への拒絶反応を防ぐための革新的な移植技術が用いられた。 病院の発表によると、これまでのところ感染症や臓器障害などの合併症の原因となる拒絶反応の防止と免疫抑制剤の量を減らす
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