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2009年1月27日のブックマーク (5件)

  • Spike's Military Affair Review

    前回の「私見:白リン弾の問題点」で書かなかったことについて、ここでまとめておきます。 すでに説明しているように、白リン弾は「多目的」な砲弾です。発煙だけの目的に使用されるのではなく、焼夷兵器として使われてきた歴史があります。私は以前から戦記を読む内に、この事実を知り、当然のことだと思ってきました。 たとえば、映画「ワンス・アンド・フォーエバー」の原作には、著者のハル・ムーア中佐が白リン弾を榴弾砲で北ベトナム軍に用い、大きな効果をあげたことが書かれています(角川文庫版・p223〜224)。映画にこの砲弾は登場しませんが、白リン手榴弾の誤操作によって米兵の頬に火がつき、燃える白リンを戦友がナイフで肉ごと切り取ろうとする場面があります。これは少量の白リンであっても、人体に着火できる能力があることを示しています。 この種の意見は他にいくつでも見つけられます。逆に、「白リン弾は役に立たない。何発撃

    dimitrygorodok
    dimitrygorodok 2009/01/27
    「装薬に近い場所のウェッジは燃えて消滅し、遠い位置にあるウェッジが飛び散るはずですが、その形態は偶然という気まぐれに左右されます。その結果、大きな塊が落下することがあるのでしょう」
  • Spike's Military Affair Review

    space-war.comによれば、IAEAのサウジアラビア大使から国際原子力機関(IAEA)へ、イスラエルがガザ地区で劣化ウラン弾を使用した疑いが提出され、IAEAは調査を開始することになりました。この手紙は複数のアラブ諸国によって作成され、サウジ大使を通じて提出されました。イスラエルのIAEA大使はコメントを拒否しています。 手紙の内容は不明ですし、調査はこれから行われるので、現在までにどのような証拠が見つかっているのかは分かりません。ハマスは戦車を持っていないので、ガザ侵攻には強力な徹甲弾は必要はありませんでした。しかし、それはイスラエルが劣化ウラン弾を使わなかった証明にはならないので、IAEAが調査を行うわけです。 劣化ウラン弾は最も強力な貫通能力を持った戦車用砲弾ですが、目標に命中した際に劣化ウランの塵を出し、これが健康被害をもたらすという疑いが持たれています。現在までに、この疑

    dimitrygorodok
    dimitrygorodok 2009/01/27
    「IAEAのサウジアラビア大使から国際原子力機関(IAEA)へ、イスラエルがガザ地区で劣化ウラン弾を使用した疑いが提出され、IAEAは調査を開始することになりました。」
  • アフガンへの補給路が拡大 - Spike's Military Affair Review

    space-war.comによれば、米軍はアフガニスタンへの補給路として、キルギスタンなどと協定で合意しました。 デビッド・ペトラエス大将(General David Petraeus)はパキスタンを訪問するために、カザフスタン、トルクメニスタン、タジク、キルギスタンを訪問し、協定をまとめました。ペトラエス大将によると、これら中央アジア諸国だけでなく、ロシアとも協定が結ばれたようです。この記事は毎日新聞も報じていますが、重要な部分が抜けているようです。ペトラエス大将は、合意に達した協定について「商業品とサービスの通過協定(transit agreements for commercial goods and services)」だと述べていますから、軍需品は含まれていない可能性があります。 また、military.comによれば、アフガンのカルザイ大統領がロシアと防衛問題で協力することにな

    dimitrygorodok
    dimitrygorodok 2009/01/27
    「ここ数十年、東京裁判史観を脱却して「普通の国」になれという意見が、若手政治家や経営者の間で流行しました。しかし、こうした意見を支持する人たちは必ずしも軍事問題に精通していません」
  • Israel use of white phosphorus in Gaza 'undeniable': Amnesty

    by Staff Writers Jerusalem (AFP) Jan 19, 2009 Israel's use of white phosphorus -- banned under international law for use near civilians -- during the Gaza offensive was "clear and undeniable," Amnesty International said on Monday. "Amnesty International delegates visiting the Gaza Strip found indisputable evidence of widespread use of white phosphorus in densely-populated residential areas in Gaza

    dimitrygorodok
    dimitrygorodok 2009/01/27
    "Artillery is an area weapon; not good for pinpoint targeting. The fact that these munitions, which are usually used as ground burst, were fired as air bursts increases the likely size of the danger area," Cobb-Smith said.
  • Spike's Military Affair Review

    人権団体アムネスティが、イスラエルが民間人の近くで使うことを国際法が禁じている白リン弾をガザ侵攻で使用したことは「明らかで否定できない」と主張していると、space-war.comが報じました。 4人の調査チームは、ガザ市とガザ北部で広範囲にわたって白リン弾が使用された明白な証拠を発見しました。彼らはまだ燃えている(フェルト)ウェッジ、砲弾とキャニスターの残存物が道路や路地に散らかっているのを確認しました。武器専門家のクリストファー・コッブ=スミス(Christopher Cobb-Smith)は、通常は地上爆発で用いられる発煙弾を空中爆発させたことは、危険な地域を拡げるだろうと述べています。 アムネスティのウェブサイトには、白リン弾は116個の白リンの小片をばらまくと書いてあります。globalsecurity.orgの説明にあるように、フェルトウェッジが116個に別れているのはM825

    dimitrygorodok
    dimitrygorodok 2009/01/27
    「武器専門家のクリストファー・コッブ=スミス(Christopher Cobb-Smith)は、通常は地上爆発で用いられる発煙弾を空中爆発させたことは、危険な地域を拡げるだろうと述べています。」