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2011年1月30日のブックマーク (4件)

  • エジプトは中東の「兄貴分」 : Market Hack

    回教徒にとって聖地はサウジアラビアのメッカですが、聖地がサウジアラビアにあるから国際政治の盟主がサウジか?というと、それはそうではないと思います。 アラブの人たちにとってはサウジではなくエジプトこそが「兄貴分」の存在なのです。 だからその兄貴に何か起きたら、それが中東に与えるショック・ウェーブは大きいです。 説明します。 エジプトは古代文明の歴史もさることながら人口の面でも圧倒的に多いです。だから文化や思想の面でもクリアーなリーダーシップを執っています。 中近東で優秀な学生は大体、エジプトの大学に留学します。 またエジプトは民族主義が湧きおこり、それが欧米の影響力を転覆させるまでに至った、数少ない国のひとつです。 その運動を起こしたリーダーはナセルです。 (出典:ウィキペディア) ナセルは1956年にスエズ運河の国有化を宣言し、イギリスとフランスを運河の運営から追い出します。 ナセルの後を

    エジプトは中東の「兄貴分」 : Market Hack
  • いま中東で起こっていることはベルリンの壁崩壊とおなじくらい重要 : Market Hack

    いま中東で起こっている一連の民衆蜂起はベルリンの壁崩壊とおなじくらいスケールの大きい歴史的な出来事で、最後にはサウジアラビアやアラブ首長国連合などを巻き込む大きな混乱に発展する可能性があります。 中東諸国の多くは少数支配の非民主主義的な政体です。 ひとりのStrong man、ないしひとつのファミリー(一族)を中心にリーダーシップが形成され、それが国家となっているところが多いのです。 乱暴に言えばこれには2つの起源があります。 中東の砂漠にはベドウィン(遊牧民)の伝統があり、いちばん強いリーダーの回りにクランを形成するのが習わしでした。 つまり砂漠の民は地縁的に結ばれているのではなく遊牧民の掟によって結ばれているということです。 もうひとつの起源はオスマン帝国崩壊、中東における「力の真空(power vacuum )」が出来た時、英国のウインストン・チャーチルらが自分の都合の良い国境線を引

    いま中東で起こっていることはベルリンの壁崩壊とおなじくらい重要 : Market Hack
    dimitrygorodok
    dimitrygorodok 2011/01/30
    『その文脈で言えば圧倒的に専制的な政治をしている国はサウジアラビアであり、ここほど人権が軽視され、ジョージ・オーウェル的な恐怖政治がおこなわれている国は他にありません。』
  • Spike's Military Affair Review

    military.comによれば、ソマリア政府が海賊と武装勢力を追跡するためのソマリア軍を訓練するために、ブラックウォーター社(Blackwater Worldwide)と関連する民間警備会社との契約を取り消すると決定しました。 イブラヒム・モハメッド・ヤロウ保安副大臣(Deputy Security Minister Ibrahim Mohamed Yarow)はAP通信に、内閣がサラセン・インターナショナル社(Saracen International)との契約を取り消すと決めたと言いました。この決定は取り消しができません。彼は政府は優れた記録を持つ会社だけから援助を望んでいると言いました。「内閣は今日、サラセン・インターナショナル社にほとんどが反対する投票をしました」。同社のラフラス・ルーティン社長(Lafras Luitingh)はコメントをしていません。 1月21日、APの記事が

    dimitrygorodok
    dimitrygorodok 2011/01/30
    『民間軍事会社にも活動の余地はあります。しかし、国家の軍事活動に大きく入り込むことは許されるべきではありません。それは国際人道法(ジュネーブ条約)の枠組みを浸食し、むしろ秩序の混乱を招くからです。』
  • Spike's Military Affair Review

    military.comによれば、昨年アフガニスタンでIEDで殺された米兵は268人で、国防総省が新しい対策を採用したにも関わらず、前年よりも60%増加しました。 同時期にIEDで負傷した米兵は3,366人で、2009年の1,211人よりも178%増加しました。防衛当局者は、犠牲者の増加は米軍のアフガン増派が原因としています。戦闘は特に南部と東部で増加しました。国防総省の統合即製爆発物対策機関(Joint Improvised Explosive Device Defeat Organization)は年末の統計すべてが悲観的というわけではないと言いました。 6月と7月における激しい戦闘の間に35%のIEDの爆発が米兵を死傷させました。進行中の暴力行使と大量のIED攻撃にも関わらず、この数字は12月には36%に下落しました。2001年10月にアメリカ主導の侵攻から、アフガンでIEDによって

    dimitrygorodok
    dimitrygorodok 2011/01/30
    『洗練されていようといまいと、爆弾は爆弾です。それが相手の弱点を(と)考えるべきではありません。現に探知できないという問題があるのなら、それは立派な敵です。』