(CNN) 白人至上主義団体「クー・クラックス・クラン(KKK)」が全米で会員募集活動を活発化させている。ミズーリ州ファーガソンで黒人少年が白人の警官に射殺された事件などをきっかけに人種を巡る対立が浮き彫りになり、移民問題も論議を呼ぶ中で、そうした対立に乗じて支持を集める狙いがあるとみられる。 ニューヨーク州に住むカルロス・エンリケ・ロンドニョさんの自宅にも、KKKの会員募集チラシが配られたという。「私はコロンビア人で、浅黒い肌をしているのに」とロンドニョさんは笑う。 ロンドニョさんによれば、KKKは白人住民が多数を占める地域でこうしたチラシを配り、ラテン系住民が増えれば仕事や家が奪われると主張して不安をあおる狙いがあるとみられる。 チラシの入ったビニール袋には入会申し込み書などに加え、フルーツキャンディーが3個入っていたという。 KKKなどの活動を監視している弁護士団体の関係者によると、
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