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2016年12月1日のブックマーク (3件)

  • NHK報道 「 原発事故と向き合う高校生 」への疑問: あるいはリスク・コミュニケーション教育はどうあるべきか、について|天使もトラバるを恐れるところ

    NHK報道 「 原発事故と向き合う高校生 」への疑問: あるいはリスク・コミュニケーション教育はどうあるべきか、について NHKのおはよう日という番組で「原発事故と向き合う高校生」という特集があったようである。福島高校スーパーサイエンス部の生徒たちが福島第一原発の様子を見学したりする様子が扱われた。これは、NHKのページで確認することができ、また YouTubeにも映像が上がっている(後者に関しては、おそらく著作権法上の問題があるものだと思われる)。 見ると、様々な疑問が湧いてくる報道である。 特にその中で地元の幼稚園の保護者に、高校生が遠足のリスクについて説明するシーンが出てくるが、この部分には報道だけでは十分に判断できないが、大きな問題があったように見える。 これは、この会合が、 ・なにを目的にしたものであったろうか?(つまり、会合の目的はインフォームド・コンセントなのか、パブリック

    NHK報道 「 原発事故と向き合う高校生 」への疑問: あるいはリスク・コミュニケーション教育はどうあるべきか、について|天使もトラバるを恐れるところ
  • 続どーしても核燃料サイクルをやりたい

    2016.11.29 どーしても核燃料サイクルをやりたい経産省、続き。 どーしても核燃料サイクルをやりたい経産省は、次々と奇妙な資料を作る。 「再処理したら新しい燃料が一割、二割」に続いて、今度は、再処理したら廃棄物の有害度が低減する! 使用済み核燃料を直接処分すると潜在的有害度が天然ウラン並みになるまで10万年かかるところ、再処理すれば8千年に短くなり、体積比でも四分の一に減容化できるという資料を、経産省がせっせと配る。 私がギャンギャンと、いい加減なことを言うなと自民党の会議で噛みつくものだから、最新の資料にはとうとう注釈が付いた。 「再処理後のガラス固化体からは、ウラン、プルトニウムが除かれるため、放射能による有害度が低減される」。 翻訳すると、「ミカンの皮をむくと、ミカンの実が取り除かれるので、ミカンをそのまま捨てるより、皮だけ捨てる方がゴミは小さい」。 そりゃそうだが、ミカンの実

    続どーしても核燃料サイクルをやりたい
  • もんじゅの検証ないまま後継炉を開発へ 2018年めどに工程表

    もんじゅ後継炉、開発推進へ 政府、10年で基設計  政府は30日、廃炉を検討中の高速増殖原型炉「もんじゅ」(福井県敦賀市)に代わる「高速実証炉」の開発方針を示した。フランスなど海外との協力や、もんじゅなどの国内施設を活用し、今後10年程度で基的設計を固める。国費1兆円超を費やしたもんじゅの検証がないまま、開発が進められる。  文部科学省と経済産業省が同日、開発方針の骨子案を、政府の「高速炉開発会議」(議長・世耕弘成経産相)に示した。政府は年内にも、こうした基方針を原子力関係閣僚会議で決め、2018年をめどに開発に向けた具体的な工程表をつくる。  骨子案では、原発から出る使用済み核燃料を再処理して利用するという「核燃料サイクル」を推進する方針を再確認。「世界最高レベルの高速炉の開発、実用化」を国家目標に掲げた。  高速炉開発は実験炉、原型炉、実証炉と進み、商用炉で実用化となる。骨子案は

    もんじゅの検証ないまま後継炉を開発へ 2018年めどに工程表