5月18日、国連人権理事会の特別報告者ジョセフ・ケナタッチ氏が、「共謀罪」の趣旨を盛り込んだ組織犯罪処罰法改正案について、「成立すればプライバシーや表現の自由を制約する恐れがある」と懸念を示す書簡を安倍総理に送った。また5月30日には、国連人権理事会の特別報告者のデービッド・ケイ氏が、日本の表現の自由を調査した報告書を発表した。国連人権理事会の特別報告者とはどんな立場で、どのような調査報告を行っているのか? その後ろ盾となる、国連人権理事会は、何を目的に設立されたのか。2017年5月31日放送TBSラジオ荻上チキ・Session22「日本政府は制度の趣旨を理解していない!?国連人権理事会・特別報告者とは何なのか?」より抄録。(構成/大谷佳名) ■ 荻上チキ・Session22とは TBSラジオほか各局で平日22時〜生放送の番組。様々な形でのリスナーの皆さんとコラボレーションしながら、ポジテ
「申し訳ございませんが、今回の出演はご遠慮願います」 TBS放送の『世界の日本人妻は見た!』という番組をご存じだろうか。 海外で暮らす日本人妻が現地生活の”珍リポート”を紹介する、今年の4月から始まったゴールデン番組である。私も実際、第1回目の放送以来毎週欠かさず視聴するほど「世界の日本人妻」のファンだった。自分と同じように海外で慣れない生活をしながら頑張る日本人女性の姿を見て、励まされた気持ちになったこともある。 しかしいつからか、番組の一面的なモノの見方や「この国はこういう人の国だ!」というようなステレオタイプが過ぎる決めつけ=洗脳に嫌気がさし、反吐が出るようになった。「あらあら海外って大変ね!」というコメントが飛び交うこの番組は、海外で生活したことのない人にとっては愉快で面白いものなのかもしれないが、海外在住者にとっては不快以外の何物でもない。そう思い、見るのをやめていた矢先、ある友
1.はじめに 2.豚について 3.宗教的戒律と豚 4.反芻動物と豚 5.中東で豚を飼うベネフィット 6.終わりに 参考文献 1.はじめに 世界各国の宗教には色々なタブーがある。例えばユダヤ教やイスラム教では豚が禁じられた食材となっている。このようなタブーについてインターネット上では「豚は寄生虫(繊毛虫)がいるので食べてはならないと定められた」という言説が見られる。一方人類学者のマーヴィン・ハリスは全く別の理由で食べないのだとその著書で述べている。ここではハリスの意見を簡単に紹介し、豚のタブーについて説明していきたい。 2.豚について 豚は飼うのに実に合理的な生き物である。豚は餌に含まれるエネルギーの35%を肉に変えることができる。一方羊は13%、牛に至ってはわずか6.5%である。雌牛は一頭の仔牛を産むのに九ヶ月の妊娠期間が必要であり、また仔牛は400ポンド(180kg)に達するのに四ヶ月か
安倍総理の「お友達」が利権を貪ったのか。それとも、規制緩和のために必要な政治決断だったのか。文科省にはいまだ世に知られていない、獣医学部開設の裏側を知り尽くす男がいた。加計学園問題を継続取材する小川匡則記者の特別レポート。 大物官僚にして加計学園の内部者 「獣医学部の招致は、2006年くらいからずっと進めていた話ですよ。『森友学園と昭恵夫人』の関係と同じように『加計(孝太郎)さんと安倍総理は腹心の友』なんて話になっていますが、そういう私情がどうこうよりも、日本の獣医学教育をどうするかという議論をもっとしてほしい。(加計学園のほかに獣医学部開設を目指していた)京都産業大学を落とすために特区制度を利用したと言う人もいるけど、そんなことはない」 こう語るのは、文科省OBの豊田三郎氏(69歳)。詳細は後述するが、文科官僚の中でも渦中の「加計学園」と関係の深い人物として、省内で知らぬ者のない大物だ。
カメキチの目 「戦争」とか「憲法」とか「人権」。 「またアレか。そんなことわかっている! うるさいなぁー…」と読む気をなくする方もおられるに違いない。 ただこういう政治へのみかた、考えもあるんだなと思ってくださいね。 日本国民をやめない限り、政治はこっちが拒否してもあっちは逃がしてくれません ところで、言葉だけの問題かもしれないが よく「ネトウヨ」という言葉を聞く。 しかし、「ネトサヨ」は聞いたことはない。 若いころの私は、右翼・左翼というイデオロギーの対立に敏感だった。 ・昔は資本家、経営者がカネでヤクザ・暴力団を雇い(しばしば国家権力としての警察も結託し)、労働運動を潰しにかかりました。 若い方たちの中には知らない方が多いと思いますが、今の「JR」は昔は「日本国有鉄道」といい、路線は全国を通じており、そこの労働組合は日本全体の労組運動に影響を与えるほど強いものでした。しかし、国鉄(日本
急増する外国人観光客が日本屈指の観光都市・京都に押し寄せ、住民の日常生活に思わぬ影響が出始めている。バスは満員、違法民泊も増え、「もはや限界」「観光公害」という声が出るほどだ。その陰で人口が減り、行く末を憂える地区もある。国が進める「観光立国」に死角はないか。 石畳に白川のせせらぎが響く祇園新橋地区。京町家が並ぶこの観光スポットで今春、地元住民らが大きな決断をした。27年前から続けられてきた夜桜のライトアップを中止したのだ。 「外国人観光客が増え、花見客が多過ぎる状況で、人集めを続けることに不安を感じた。事故の心配もあり、地元では受け切れないと考えた」。ライトアップ実行委員会代表で、祇園縄手繁栄会会長の秋山敏郎さん(70)は言う。 最近は、婚礼向け前撮り写真にも頭を痛めている。京情緒豊かな風景を「売り」にしたビジネスが広がり、業者が海外からも続々とカップルを連れてくるからだ。着飾った男女が
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