一般に利用されていないものには理由があることが多いです。 しかしそう思い込んでいただけで実は誰も真価に気付いていなかっただけということがあり得ます。そんな希望を抱いてマイナーなものを口にする人も結構いるんじゃないでしょうか。 私だよ。 野の植物を眺めた時に「なんか食べられそう」と思うものには経験に即した理由がなにかしらあるものですが、その最たるもののひとつにマメ科植物があります。 種を見ると豆。 見たことある食べ物に似ているというだけでなんとなく食べてみたくなるというのは理由としては仕方のないことだと思います。 豆に拘らず利用するならば、レンゲやニセアカシアのように花を天麩羅にするような直接利用のほか養蜂に利用できたり、どこにでも生えていそうなカラスノエンドウのように豆苗的な使い方ができたりもするのですが、今回は豆としていくつか選んで扱ってみます。 ただ、基本的な前提として、マメ科植物は加