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ブックマーク / bijutsutecho.com (11)

  • 金沢21世紀美術館で天井のガラス板が落下。能登半島地震で被災

    金沢21世紀美術館で天井のガラス板が落下。能登半島地震で被災1月1日に石川県能登地方で最大震度7を観測した「令和6年能登半島地震」で、金沢21世紀美術館が大きな被害を受けたことがわかった。 部分的に落下した天井 提供=金沢21世紀美術館 1月1日に石川県能登地方で最大震度7を観測した「令和6年能登半島地震」で、金沢21世紀美術館が大きな被害を受けたことがわかった。 金沢21世紀美術館は妹島和世と西沢立衛からなるSANAAが手がけた建築として知られており、円のかたちをしたガラス張りの平屋建築。展示室の天井にもガラス板が使用されており、これが空間に明るさと開放感をもらたしているが、今回はこのガラス板が地震によって部分的に剥がれ落ちた。金沢市文化政策課によると、ガラス板が剥落したのは2~3つの展示室。修復は当面先になるという。 震災前の金沢21世紀美術館の展示室。「DXP(デジタル・トランスフォ

    金沢21世紀美術館で天井のガラス板が落下。能登半島地震で被災
  • なぜ美術館で抗議活動? 石油会社と美術館の蜜月関係の歴史

    なぜ美術館で抗議活動? 石油会社と美術館の蜜月関係の歴史世界各地で起きている、環境活動団体による芸術文化施設での作品を標的とした抗議活動。10月には「ジャスト・ストップ・オイル」に関連するアクティビストらによる絵画への攻撃が何度も報道され、抗議活動はヒートアップを見せている。稿では、イギリス国内で起きた抗議活動を振り返りながら、美術館と化石燃料企業の関係性に迫る。 文=加藤真由 2022年10月、環境活動団体「ジャスト・ストップ・オイル」のアクティビストがイギリスのナショナル・ギャラリーでフィンセント・ファン・ゴッホの《ひまわり》にトマトスープを投げつけ、大きな騒動を巻き起こした © Just Stop Oil 環境保護団体による芸術文化施設での抗議活動はいまに始まったことではない。イギリスで大きな注目を集めるようになったのは、2010年頃ではないだろうか。イギリスでもっとも有名な美術館

    なぜ美術館で抗議活動? 石油会社と美術館の蜜月関係の歴史
    dimitrygorodok
    dimitrygorodok 2022/11/19
    美術館等への後援は社会貢献を謳うが企業のイメージロンダリングであり偽善だ、との趣旨での破壊行動って事か。回復困難性で地球環境も作品も等価であると言いたいのだろう。企業も充分暴力的と言いたい訳だ。
  • 東京都人権部が飯山由貴の映像作品を検閲。上映禁止は「極めて悪質」|美術手帖

    東京都人権部が飯山由貴の映像作品を検閲。上映禁止は「極めて悪質」東京都人権プラザの主催事業として開催されているアーティスト・飯山由貴の企画展「あなたの当の家を探しにいく」。この展示の附帯事業として上映とトークが予定されていた映像作品《In-Mates》(2021)に対し、東京都人権部が作品上映を禁止する判断を下した。この「検閲」に対し、10月28日、厚生労働省で飯山由貴、FUNI(ラッパー/詩⼈)、外村⼤(東京⼤学教員)、小田原のどか(アーティスト)が記者会見を行った。 文=橋爪勇介(ウェブ版「美術手帖」編集長) 会見を行った小田原のどか(会見司会・アーティスト)、FUNI(ラッパー/詩⼈)、飯山由貴(アーティスト)、外村⼤(東京⼤学教員) 東京都人権プラザの主催事業として開催されているアーティスト・飯山由貴の企画展「あなたの当の家を探しにいく」(〜11月30日)。この展示の附帯事業と

    東京都人権部が飯山由貴の映像作品を検閲。上映禁止は「極めて悪質」|美術手帖
    dimitrygorodok
    dimitrygorodok 2022/10/29
    これで人権部なんて看板倒れもいいとこ。朝鮮人虐殺に言及してないから都の施設で作品上映まかりならぬとは歴史的事実の否定そのもの。極右の小池知事をこれ以上看過してるとロシアみたいに本当に酷いことになる。
  • 日本からロシアへ返却中の美術品、フィンランド税関が押収。プーシキンの所蔵品も

    プーシキン美術館 出典=https://pushkinmuseum.art/museum/buildings/main/index.php?lang=en ロシアによるウクライナへの軍事侵攻が続くなか、欧州連合(EU)はロシアとベラルーシに対して大規模な制裁を課している。この制裁によって、美術館の所蔵作品が押収される結果となった。 フィンランド税関は4月1日から2日にかけ、フィンランドとロシアの国境検問所であるヴァーリマーで3件の船舶による美術品輸送を阻止。うち1隻を押収したと明らかにしている。artnet newsによると、その額は保険金で4200万ユーロを超えるという。 この貨物には絵画と彫刻が含まれており、フィンランド税関執行部長のサミ・ラクシットは捜査対象の貨物は「通常の取締業務の一環として発見されたもの」だと説明。作品はイタリアや日からフィンランドを経由してロシアに輸送途中だっ

    日本からロシアへ返却中の美術品、フィンランド税関が押収。プーシキンの所蔵品も
  • 「“私はあなたの『アイヌ』ではない”」:小田原のどかが見た「ウポポイ(民族共生象徴空間)」

    「“私はあなたの『アイヌ』ではない”」:小田原のどかが見た「ウポポイ(民族共生象徴空間)」今年7月に開業した北海道白老郡白老町の「ウポポイ(民族共生象徴空間)」。「国立アイヌ民族博物館」「国立民族共生公園」「慰霊施設」によって構成されるこの国立施設が誕生した背景を踏まえ、「語られていないこと」について小田原のどかが論じる。 文=小田原のどか 民族共生象徴空間とは何か 2020年7月12日、北海道白老郡白老町に「ウポポイ(民族共生象徴空間)」が開業した。来は4月24日に開業が予定されていたが、新型コロナウイルス感染拡大の影響により2回の延期を経てのオープンとなった。同施設の「愛称」であるウポポイとはアイヌの言葉で「(おおぜいで)歌うこと」を意味するといい、2018年に一般公募によって決定した。民族共生象徴空間という名称は、閣議決定された内容に基づいている。 「アイヌ文化の復興と発展のナショ

    「“私はあなたの『アイヌ』ではない”」:小田原のどかが見た「ウポポイ(民族共生象徴空間)」
  • 「美術館女子」は何が問題だったのか。「美術界のジェンダー格差を強化」「無知な観客の役割を女性に」

    「美術館女子」は何が問題だったのか。「美術界のジェンダー格差を強化」「無知な観客の役割を女性に」美術館連絡協議会と読売新聞オンラインが企画したウェブサイト「美術館女子」がSNS上で大きな批判に晒されている。この企画の問題点を、有識者のコメントとともに分析する。 美術館連絡協議会(以下、美連協)と読売新聞オンラインによる新企画「美術館女子」が、開始早々SNS上で大きな批判に晒されている。 企画は、「読売新聞で『月刊チーム8』を連載中のAKB48 チーム8のメンバーが各地の美術館を訪れ、写真を通じて、アートの力を発信していく」(公式サイトより)というもの。その第1弾では、小栗有以が東京都現代美術館を訪れる様子を画像メインで伝えている。 この企画に対し、6月12日の公開後の週末、SNS上では批判の声が相次いだ。指摘されている主な問題は、「〇〇女子」という言葉に含まれるジェンダーバランスへの意識

    「美術館女子」は何が問題だったのか。「美術界のジェンダー格差を強化」「無知な観客の役割を女性に」
  • 日本にはない「追及権」とは何か? その仕組みと重要性

    奈良美智  FUCK THE ROTTEN WORLD! 2002 出典=サザビーズ・ウェブサイト(https://www.sothebys.com/en/auctions/ecatalogue/2018/contemporary-art-hk0784/lot.588.html) 作品の価格が急激に変化することはアートの世界の特徴である。 例えば、奈良美智の《FUCK THE ROTTEN WORLD!》(2002)は、2011年5月11日のサザビーズ・ニューヨークのオークションにおいて4万6875ドルで落札された後、2018年4月1日のサザビーズ・香港では55万505ドル(432万香港ドル)で落札された(*1)。 このように作品の価格が上昇してセカンダリーマーケットで転売されても、落札価格からアーティストに対してお金が支払われることはない。 アーティストが得られるのはあくまで最初の販売時

    日本にはない「追及権」とは何か? その仕組みと重要性
  • 文化庁の補助金不交付決定、議事録存在せず

    文化庁の補助金不交付決定、議事録存在せず文化庁が「あいちトリエンナーレ2019」に対して補助金の不交付を決めた問題で、その決定過程の議事録が存在しないことが明らかになった。 文化庁が「不交付」の決定を下した、あいちトリエンナーレ2019に対する補助金約7800万円について、その不交付を決定した審査過程の議事録が存在しないことがわかった。日共産党村伸子議員がTwitterで明らかにした。 これは、村議員が文化庁に対して問い合わせをした結果判明したもので、京都にある文化庁地域文化創生部が10月1日に回答したもの。 10月1日、文化庁から 「あいちトリエンナーレへの補助金不交付を決定した審査の議事録はございません。」 との文書が国会事務所に届きました(怒) どのような審査で「不交付」が決まったのか知りたいと文化庁に要求していた回答です。 pic.twitter.com/XJ7DZQ3U

    文化庁の補助金不交付決定、議事録存在せず
    dimitrygorodok
    dimitrygorodok 2019/10/02
    "文化庁は、愛知県が警備上の懸念などがあったことを報告しなかったからと言いますが、そのことは、申請手続きの際に、報告しなければならない規定にないのです。"
  • 文化庁、補助金不交付決定前の審査で意見聴取を行わず。内部のみで審査

    文化庁、補助金不交付決定前の審査で意見聴取を行わず。内部のみで審査文化庁による「あいちトリエンナーレ2019」に対する補助金不交付問題で、同庁が不交付決定前審査で意見聴取を行わず、内部のみで審査していたことがわかった。 文化庁が「あいちトリエンナーレ2019」への補助金不交付を決定した問題で、同庁がそのプロセスにおいて、外部審査員の意見聴取を行わず、文化庁内部のみで審査していたことがわかった。「文化・芸術分野における公的資金助成外部審査員従事者等有志」が明らかにした。 「あいちトリエンナーレ2019」は、文化庁が公募した「日博を契機とする文化資源コンテンツ創成事業(文化資源活用推進事業)」で採択され、約7800万円が交付される予定だった。この採択に携わった任期中の6名(氏名未公表)に対し、採択後の不交付決定前の審査では意見聴取をいっさい行わず、文化庁内部のみですべての審査を行ったという。

    文化庁、補助金不交付決定前の審査で意見聴取を行わず。内部のみで審査
  • ウーゴ・ロンディノーネら新たに9作家が展示中止を要求。あいちトリエンナーレ2019で混乱続く

    ウーゴ・ロンディノーネら新たに9作家が展示中止を要求。あいちトリエンナーレ2019で混乱続く「表現の不自由展・その後」の展示中止を受け、海外から参加しているウーゴ・ロンディノーネら9作家が新たに自らの作品展示の中止を『ARTNEWS』宛のオープン・レターで要求した。これで展示の辞退は11組に拡大する可能性がある。 「あいちトリエンナーレ2019」に参加している海外作家たちが、一斉に声を上げた。 『ARTNEWS』によると、すでに展示辞退を正式に表明し、展示が中止されている韓国のアーティスト、イム・ミヌクとパク・チャンキョンの2名に加え、ウーゴ・ロンディノーネ、タニア・ブルゲラ、ピア・カミル、クラウディア・マルティネス・ガライ、レジーナ・ホセ・ガリンド、ハビエル・テジェス、モニカ・メイヤー、レニエール・レイバ・ノボ、ドラ・ガルシアの9作家がキュレーターのペドロ・レイエスとともに12日付で『A

    ウーゴ・ロンディノーネら新たに9作家が展示中止を要求。あいちトリエンナーレ2019で混乱続く
  • 「出展作家と作品を守らねばならない」。あいちトリエンナーレ2019で起きていること

    「出展作家と作品を守らねばならない」。あいちトリエンナーレ2019で起きていること抗議が殺到し、安全上の理由から展示を中止した「あいちトリエンナーレ2019」内の「表現の不自由展・その後」。展示中止から一夜明けた8月4日の様子と、いま同トリエンナーレが直面する課題についてまとめる。 京都アニメーションの放火殺人事件を示唆するような脅迫FAXなどを受け、展示が中止された「あいちトリエンナーレ2019」の「表現の不自由展・その後」。しかし、「表現の不自由展・その後」実行員会が展示中止に対する抗議文を発表し、河村たかし名古屋市長は関係者に謝罪を要求するなど、事態が収束する様子はまだない。 中止決定から一夜明けた4日の名古屋・栄では、展示中止に対する抗議活動を行う市民団体と、展示反対を主張する街宣車が激しく対立し、警察が介入する場面も見られた。 いっぽう、「表現の不自由展・その後」が展示されていた

    「出展作家と作品を守らねばならない」。あいちトリエンナーレ2019で起きていること
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