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ブックマーク / yuhka-uno.hatenablog.com (12)

  • 日本の若者は投票しないように教育される説~投票率とブラック校則 - 宇野ゆうかの備忘録

    gendai.ismedia.jp 若者の投票率の低さは、たびたび話題になる問題ですね。まぁ日の場合、若者以外も投票率は全体的に大して高くはないのですが……中でも若者は低いということで、問題視されています。 私は、若者の投票率の低さは、学校の校則問題との関連が深いと思っています。 dot.asahi.com b.hatena.ne.jp 下の「黒タイツがダメなワケ~」の記事は、元のリンクが切れてしまっていますが、当時とても話題になったので、ブックマークコメントやtwitterあたりを見れば、なんとなくわかるかと。 ざっくり言うと、校則でタイツがベージュのみだったところ、生徒たちが黒タイツも認めてほしいと学校に掛け合い、生徒会議で黒タイツでも良いと出たのに、認められず、結局、保護者やOBを巻き込まなければ、校則を変えることができなかったという話です。 私は、これらの記事を読んだ時に、「若者

    日本の若者は投票しないように教育される説~投票率とブラック校則 - 宇野ゆうかの備忘録
  • 漫画『ルックバック』の犯人描写に見る、専門家による監修の重要性 - 宇野ゆうかの備忘録

    togetter.com 傑作と評されながらも、統合失調症に対する偏見に基づいているとも言われて話題を呼んだ漫画「ルックバック」。単行化されるに当たって、修正の後、再修正されたらしい。 私は、統合失調症については全く詳しくない。この件に言及していた多くの人と同じく、ただのド素人である。 ただ、この件については、以前見た産婦人科を舞台にしたドラマ「コウノドリ」の、聴覚障害者を扱った回を思い出した。 物語は、若い聴覚障害者の夫婦が出産を迎えるという話なのだが、まず、手話を半年習っただけの私が見て、すぐに「あ、聞こえる人が演じているな」とわかってしまった。 手話は、手の動きの他に、口の形や頷きや表情にも文脈がある。なので、ネイティブの手話者は独特の表情の豊かさがある。しかし、このドラマの夫婦は、そういった表情をほとんど作れていないように感じた。 また、出産を迎える女性のほうは、親から「聴覚障害

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  • 大丸梅田店の生理バッジについて思うこと~障害学の視点からなど - 宇野ゆうかの備忘録

    大丸梅田店において、女性店員が生理であることを示す「生理バッジ」をつける試みが話題になっています。生理をオープンにして、生理の時に気遣い合えるようにすることを目的としているようです。 ネット上では、既に「任意とは言うけれど、会社側が言うことによって、実質強制にならないか」という批判は沢山出ているので、また別の角度から思うところを書いてみようと思います。 www.wwdjapan.com forbesjapan.com 私は以前、一見障害者だとわからない障害者が抱えている問題について、健常者の人たちに解説するという趣旨の集まりに参加したことがあります。講師の人が一通り話し終えた後、一人の健常者が「街中で見かけてもわからないから、わかりやすいように印とかつけといてくれたらいいのにね」と発言しました。その提案は、障害当事者たちには、おおむね不評でした。 私自身、発達障害者ですが、職場などで発達障

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  • 現代の大阪城天守閣は、城の形をした近代建築の博物館だった - 宇野ゆうかの備忘録

    安倍首相が、大阪で開催されたG20サミットにおいて、大阪城天守閣にエレベーターがついていることをネタにしたことで、世間ではバリアフリーの観点から批判の声が上がった。それについて、安倍首相自身が、自らの発言について説明したり、菅官房長官が擁護したりしている。 www.asahi.com www3.nhk.or.jp ただ、私としては、「天守閣は今から約90年前に16世紀のものが忠実に復元されました」という首相の発言が気になってしょうがない。なぜなら、現在の大阪城天守閣は、鉄筋コンクリート造りだからだ。もちろん16世紀に鉄筋コンクリートの建物なんてないわけで、「忠実な復元」であるはずがない。だいたい、大阪人自身が「ま、あれは鉄筋コンクリートなんやけどな(笑)」とネタにすることがあるくらいだ。 そこで、大阪城について、あらためて色々と調べてみた。 現在の大阪城天守閣は、1931年(昭和6年)の完

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  • 「人権派」な人の性加害案件を見て、父の精神的虐待を思い出した話 - 宇野ゆうかの備忘録

    www.buzzfeed.com 「人権派」と言われ、弱い立場の人々に寄り添った活動をしてきた人が、セクハラやレイプをしていたことが発覚して、多くの人が「まさか、あの人がそんなことをするなんて」という反応をしているらしい。でも、私は特に驚かない。「ああ、父に似た人なのかな」と思うからだ。 私は今のところ、父が女性をレイプしたという話は聞いたことがないし、私自身が父から性的虐待を受けていたわけでもない。ただ、「反差別」で「人権派」な思想を持っていた父親が、一方で家族を抑圧し、娘の私に精神的に寄りかかって甘えていたことが、この構造と共通した部分があると思うのだ。 あと、最初に言っておくが、この手の人は右にも左にもいる。違いがあるとすれば、周囲の反応のほうだろう。 父は、自分に対する「NO」を受け付けない人だった。なので、私は、娘の好みなどわからない父親が買ってきたダサい服を、もらった時に「あり

  • 日本酒を女性に買わせたければ、男目線じゃないCMを作れ説 - 宇野ゆうかの備忘録

    二十歳なりたてホヤホヤの学生が飲み放題コースの『冷酒・燗酒』としかかかれてない日酒のようで日酒とは呼びがたいアルコール飲料で日酒デビューするのが日酒に対する悪評の源流なのでは……とぼくは思うのです。 — ひだもり (@hidanomori) March 17, 2018 上のTweetに、多くの人が「なるほど!」と納得していた。私は日酒おいしいと思っているのだけれど、それは、私自身が下戸で、外飲みはほとんどせず、従って、飲み放題コースの酒を飲んだことがなく、日酒デビュー(というよりも、酒デビューそのもの)が正月のお屠蘇だったので、日酒好きになったのかもしれない。正月になると、だいたい親戚の叔父が、純米大吟醸あたりを買ってきていて、それで最初の酒の味を覚えたのだ。もっとも、下戸なので、舐める程度にしか飲めず、銘柄には全く詳しくならなかったのだが。*1 さて、女性に日酒を飲んで

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  • 私が作った夕飯をぶちまけたくなった時の話 - 宇野ゆうかの備忘録

    togetter.com これについて、ブコメで パートナーがご飯作ってるとわかっていながら連絡を怠るのは、飲店に予約入れておいてキャンセルの連絡入れないのと同じ。この場合、べ物を無駄にしているのは、連絡を怠ったほう。 と言ったところ、 id:mil10 id:yuhka-uno 家庭の場合、冷蔵庫使いませんか?私ならラップして冷蔵庫にいれますが。飲店と違ってね。あとぶちまける必要は無いですよね。。。。 id:mil10さんからこんなidコールを頂いたので、返答を書いておこうと思うのですが、その前に、過去、私が作った夕飯をぶちまけようかと思った時のことを書こうと思います。先に言っておきますが、長いです。 私が育った家庭は、両親共働きだったので、父と母が夕飯を作っていました。たまにどちらかが仕事で夕飯を作れない時は、私が代わりに夕飯を作りました。私は長子なので、弟たちの面倒を見る役割に

    私が作った夕飯をぶちまけたくなった時の話 - 宇野ゆうかの備忘録
    dimitrygorodok
    dimitrygorodok 2018/12/23
    食事の用意に限らず、家事に対して億劫で家族に押し付けてしまう人はその分謙虚になって欲しい。やってくれるのが当然等と言う連中は放って置かれて当然なのだ。それ位家事は大変。毎日繰り返される事でもあるし。
  • 中高6年間、自分で弁当を作って持って行っていた私が思う、「給食か弁当か」問題 - 宇野ゆうかの備忘録

    nlab.itmedia.co.jp タイトルの通りである。私の両親は共働きだったので、中学高校と6年間、自分で弁当を作って学校へ通っていた。なので、こういう「給か弁当か」問題については、色々言いたいことがある。 結論から先に言うと、「『弁当か給か』の議論は、私のような子供の存在を基準にして考えろ」だ。そして、そこから導き出される結論は1つ。「給が最善。論点は予算の問題だけにしろ。余計な精神論を混ぜるな」だ。 「お弁当を作りたいお母さんの気持ち」?それよりも「弁当を毎日作らざるを得ない子供の気持ち」を考えろ! そもそも、公教育は、家庭の事情がバラバラな子供たちに、ある程度均一な教育を与えるためのものであり、その点に立ち返るなら、家庭の事情がバラバラな子供たちの事事情を補うためにも、給が望ましいのは当然の話である。 成長に必要なものを与えられる環境で育つのは、子供の権利であり、子供

    中高6年間、自分で弁当を作って持って行っていた私が思う、「給食か弁当か」問題 - 宇野ゆうかの備忘録
  • 白髪を染めないのはマナー違反なのか?――髪色とドレスコード - 宇野ゆうかの備忘録

    www.huffingtonpost.jp ある女性が、白髪染めをやめてグレイヘア・スタイルにしたことついて取り上げた記事を読んで、まだ白髪の生えていない私も、色々と思うことがあった。 記事の中では、大きく分けて2つの「常識」が出てくる。ひとつ目は「白髪を染めないのは失礼」という「常識」。もうひとつは「女の子はかわいくてきれいがいい」という「常識」だ。この記事では、とりあえず「白髪を染めないのは失礼」という「常識」について考えてみようと思う。 白髪育てを始めてから、いろんな反応がありました。染めるのをやめてからほどなく、「マナー違反だ」と知人から言われました。「なんで染めないの? 相手に失礼じゃないか」って。「なんで染めないの?(若いのに)もったいない」とも。これは、特に男性から言われましたね。 面と向かって言われて、世間の「常識」ってこうなのか、と改めて知りました。 年長者世代の女性たち

    白髪を染めないのはマナー違反なのか?――髪色とドレスコード - 宇野ゆうかの備忘録
  • ポリティカル・コレクトネスは表現の幅を狭めるか - 宇野ゆうかの備忘録

    最近のネット炎上を受けて、竹下は、「表現の幅が狭まってる」「昔はもっと自由にできた」と感じている制作者と、不快な表現に批判的な声を上げるようになった受け手の間で、「分断」が起きていると指摘した。 「ネット炎上→削除」の先にあるもの。小島慶子さんらと「メディアと表現」考えてみた | ハフポスト よくある「最近はポリコレポリコレうるさくて、自由に表現できないよ」というやつだ。でも、それは当なんだろうか。私は、むしろ逆だと思っている。 オードリー・ヘップバーンが主演を務めたことで有名な1961年のハリウッド映画『ティファニーで朝を』に、「ユニオシ氏」という日人(日系人)キャラクターが登場する。ミッキー・ルーニーという白人俳優が「イエロー・フェイス」をして、つり目で出っ歯で眼鏡をかけて、LとRの区別がつかない、いかにもステレオタイプな日人を演じている。 Breakfast at Tiffa

    dimitrygorodok
    dimitrygorodok 2018/12/01
    そう、差別してる人達は他人を十把一絡げに考えてるから非常に表面的かつ類型的になりがち
  • 韓国の防弾少年団(BTS)のファンが、秋元康を退けた件について - 宇野ゆうかの備忘録

    私がこの件を知ったのは、ある日の防弾少年団(BTS)のファンのTweetだった。韓国のファンたちが、防弾少年団と秋元康のコラボに猛抗議して、事務所に止めさせたという。 それまで防弾少年団のことを「そういうグループがある」程度にしか知らなかった私は、「そんなことがあったのか」と思い、下のサイトでことの次第を知った。 “「防弾少年団」というグループ名には「10代、20代に向けられる抑圧や偏見を止め、自身たちの音楽を守り抜く」という意味合いが込められており、歌詞の内容も「ボーイミーツガール」なラブソングなどのいわゆるアイドル楽曲の枠におさまらず、メンタルヘルスの問題や、貧困・雇用など、まさに若者世代が直面している社会問題に踏み込むこともある。” wezz-y.com この部分を見て、「『防弾少年団』というグループ名には、ちゃんとしたコンセプトがあったんだな」と知ったと同時に、「なるほど、これで

    韓国の防弾少年団(BTS)のファンが、秋元康を退けた件について - 宇野ゆうかの備忘録
  • 『LGBTが気持ち悪い人』の感覚―「理解」と「罪」の認識のズレ - 宇野ゆうかの備忘録

    withnews.jp LGBTに対する差別感覚がある人へのインタビュー記事。内容としては、「差別をする人って、どんなに悪い人かと思ってたら、実は人懐っこい笑顔の、いい人でした」みたいな感じ。まぁ、著者にとっては目新しかったのかもしれないが、LGBTを始め、被差別マイノリティの人たちにとっては、特に目新しいものではないだろう。 なぜなら、差別される側の人にとっては、「普通のいい人」が差別的な発言をする場面に遭遇することは、あるあるな話だからだ。むしろ、特に関心を持っていなかったり、嫌なやつだと思っている人よりも、好感を持っていた相手が差別的な発言をした時のほうが、不意打ちをらった時のように、ダメージが大きかったりする。それは時に、大好きな親や友人、尊敬する先生や上司、パートナーだったりする時もある。差別されるということは、そういう経験を度々するということだ。 ここで書かれているのは、「凡

    『LGBTが気持ち悪い人』の感覚―「理解」と「罪」の認識のズレ - 宇野ゆうかの備忘録
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