見学者を受け入れ、写真や動画の撮影を許可している牧場の場合、どんなものが撮れてしまっても仕方ない部分がある。それを投稿するかしないかは、撮影者の判断に委ねるしかない。だができれば投稿してほしくなかったという写真や動画があるのも想像できる。これは種牡馬だろうが、引退した馬たちだろうが根底にあるものは同じではないかと思う。 これまた人間の勝手な考えなのかもしれないが、馬にも尊厳があると思っている。昨年某スタリオンを取材した際に、たまたまある種牡馬が目の前で尿をした。その時に案内してくれたスタッフが「これは撮らないであげてくださいね」とすかさず言った。今回のTwitterの件で真っ先に頭に浮かんだのは、この時の光景だった。種牡馬のブランドイメージを守るというより、馬に対する敬意から発せられた言葉のように感じ、馬の尊厳を守るとはこういうことなのだと改めて勉強させられた。 今回のTweetの件でどん