「人殺しの息子」と石を投げられ16歳でホームレスに…「加害者家族」として差別され続けた男性の23年間の苦悩とは毎日、どこかで起きている様々な犯罪。加害者が罪を償うのは当然のことですが、同時に加害者の家族…
「人殺しの息子」と石を投げられ16歳でホームレスに…「加害者家族」として差別され続けた男性の23年間の苦悩とは毎日、どこかで起きている様々な犯罪。加害者が罪を償うのは当然のことですが、同時に加害者の家族…
今年は新型コロナウイルスの影響で全国高校野球選手権大会、いわゆる夏の甲子園大会が中止になりました。 この大会のファンがたくさんいるのは知っていますし、私の友だちにも、実家の家族にも、高校野球好きな人が多いです。親戚には球児もいて、その子のことは私も応援しています。 こうした人たちが大会中止を残念がる気持ちはよくわかります。その気持ちを否定するつもりは、一切ありません。本題に入る前に、まずそれを書いておきたいと思います。 甲子園がつらい理由 そのうえで、私は夏の風物詩となっているこの大会を見るのが苦痛です。毎年この時期になるのが嫌で仕方ない。高校野球がテレビで放映されていると、とても苦しくなります。 「嫌なら見なければいい」と言う人もいるでしょう。でも、高校野球は、どんなに避けようとしても、完全には避けられないほどの大イベントです。地方大会もあり、町を歩いていれば、ユニフォームを着ている選手
「家族へのこだわり」が犯罪や引きこもりを生み出す 阿部氏は、加害者家族の支援をはじめる前、引きこもりの家族をサポートする事業をしていた。そこでも家族の問題を大きく感じたという。 「過干渉だったり、子どもの将来を決めてしまうとか、そういうことをする親たちがほとんどでしたね。営利事業のサポートで雇うくらいだから、利用者は裕福な家庭が多かったんですよ。そういう中で家族はすごく悩んでいたし、家の中もめちゃくちゃだったんです。引きこもりのお子さんを自立させるのに3年くらいかかりました」 親は、「子どもを何とかしてください」と相談に来る。しかし、阿部氏は引きこもり本人よりも、親とのコミュニケーションが一番大事だと言う。とくに、家庭のことに対して知らないふりをする父と話をすると、変化も大きいそうだ。 父を家庭の問題に参加させれば、妻との会話が増える。夫婦仲が良くなると、母の関心が息子だけでなく夫に分散す
プロフィール欄に「秋葉原事件加藤智大の元同僚で友人です」と書かれたTwitterのアカウントがある。アカウントの所有者である大友秀逸さんは、仙台市の警備会社で加藤智大死刑囚と一緒に働いた経験がある。「実名・顔出し」で情報発信をしており、このため何度もメディアの取材を受けてきた。なぜそんなリスクを引き受けているのか。無差別殺傷事件を取材している写真家・ノンフィクションライターのインベカヲリ★さんが聞いた――。(第1回) ※本稿は、インベカヲリ★『「死刑になりたくて、他人を殺しました」無差別殺傷犯の論理』(イースト・プレス)の一部を再編集したものです。 「『人を殺したい』という内容のメールが来るんです」 こんなツイッターアカウントがある。 「秋葉原事件加藤智大の元同僚で友人です。どなたでもご意見や質問などございましたら自由に書き込んでください」 「秋葉原無差別殺傷事件」が起きたのは、2008年
その拡大自殺の提唱者である片田珠美氏が、その説の元にしているのが、「自殺とは他人を殺したい願望が自分に向かった形である」という「自殺と他殺は表裏一体」説なのだ。その説は彼女の著書『拡大自殺』のなかでも説かれている。
大津市の交通事故、あるいは元官僚が加害者となった池袋の事故では、その家族に対し「家族も同罪だ!」「息子は恥ずかしくないのかよ!のうのうと生きていることが許せない!」などの批判が家族にも向けられている。また、滋賀県大津市で保育園児を巻き込んだ事故を起こした主婦に「こいつは一生幸せになってはいけない。もちろんこいつの家族も」「全員でこいつのこと潰そう。とりあえず顔写真と住所を広めまくろう!」といった書き込みがなされている。
4月19日に発生し、12人が死傷した東京・池袋の暴走事故から5日間で、読売新聞は読者から100件近いご意見を頂戴しました。その大部分は、事故の加害者である「旧通産省工業技術院の飯塚幸三・元院長」の表記に関するご指摘でした。 なぜ「飯塚幸三容疑者」ではないのか? 最も多かったのはこうしたご質問でした。「2人も殺しているのだから容疑者ではないか」「(加害者が)入院して逮捕されていないからといって、この人がやったことに間違いないではないか」。このような内容です。 ちょっと回り道をしますが、読売新聞に「容疑者」が登場したのは30年前です。それまでは逮捕された人(法律用語では被疑者といいます)は呼び捨て、刑事裁判中の人には「被告」を付けていました。 1989年12月1日の読売新聞は<呼び捨てをやめます>と宣言し、容疑者を使い始めました。<刑事裁判の被告人に「被告」を付けながら、捜査中の被疑者を呼び捨
獨協大学特任教授でコラムニストの深澤真紀さん、薬物依存症の専門家、松本俊彦さんの対談第3弾は、クラブカルチャーへの悪影響やピエール瀧さんと同じく1967年生まれの二人が過ごしてきた時代、そして今の若者の気質にまで話が膨らんでいきます。 シャブ山シャブ子の反応 医者にも根付いた厳罰主義松本 ちょうど僕は、去年、結構衝撃を受けることがあったんですよ。一つは、テレビドラマ『相棒』に登場した薬物依存症の女性キャラクター「シャブ山シャブ子」のことです。ゾンビのように啓発運動が繰り返してきた間違ったイメージを演じて、偏見を広げると思いました。 深澤 なまじあの女優さんが頑張って演技しただけに、印象が強かったですね。 松本 彼女の演技を貶めるつもりはないのですが、あれが薬物依存症の人の典型的な姿だと思われたらたまらない――そう思って、その時にプレジデントオンラインに「『シャブ山シャブ子』を信じてはいけな
昨日、TOKIOの皆さんに対して、治療を見守って欲しい!という記事を書きました。 TOKIOの皆さん、辞表はどうか2年間保留にして下さい 依存症の治療に向き合うことは、並大抵のことではありません。 だからこそ周囲の人達の支えが必要だと思っています。 ただ、この問題が複雑なのは、アルコール依存症からの回復という側面の他に、 「未成年者に対する性暴力」という問題があるからです。 この「被害者がいる依存症問題」というのは、 もともと依存症問題がベースにあり、 それが行き過ぎるために、犯罪を犯してしまったわけですが、 これがまた色々と誤解が多く、メディアのミスリードが起きています。 まず「依存症と言えば許されるのか?」という言葉が一番投げかけられますが、 許されていません、普通の事件と同じ手続きがとられています。 謝罪し、示談金を支払い、起訴猶予となっています。 全く、許されてなんかいないのに、
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く